誤嚥?

今朝、お昼のお弁当の残り物の卵焼き二切れを食いながら出勤準備してたら、ちょっと息を吸ったはずみで見事に誤嚥しそうになって、吐きそうなくらい何度も咳をしました。朝の卵焼きはかなり前からわたしの難敵なのでかなり注意していたのに、またやらかしました。

「最近、あなたはモノを食べた後とか座っているときとかに変な咳をするでしょ。すごく気になるの。あなたは多分逆流性食道炎だろうって云うけれど、わたしは軽い誤嚥をしてるんじゃないかと心配しているのよ」と先週末に妻に云われたことを思い出しています。

確かにそれはあるかもしれないと思わないでもありません。でも、平日の勤務中(人間ドックの説明中)に咳が出てきてその後しばらく声帯が麻痺して話せなくなるのは、決まって15時ころだから、これは誤嚥じゃないと思うんですよね。まあこっちはこっちでそれなりに心配な話。一日中話をして喉を使う仕事をしているとはいえ、夕方に声がかすれて出なくなるなんてことは10年前には絶対なかった現象です。

「歳とって、声帯がどんどん痩せていってるのよ。ちゃんとケアしないと誤嚥の原因になるんだよ」とまたまた妻にダメ出しされました。「女はね、何やかやといつも喋ってばかりいるでしょ。男はそれがないモノ」「僕だって話すのが仕事だから毎日ずっと喋ってるよ」「あなたのはボソボソと小さな声で喋っているだけだから、筋肉は鍛えられないよ。カラオケかなんか習い始めたら?」とまで云われましたが、これまた一理あるなあと思うわけですよ。大学時代演劇部出身で発声には自信を持っていたけれど、確かに舞台で発声する様なお腹から声を出すこと、最近ほとんどないモノなあ。こりゃ、「早急に何とかせねば!」です。

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ジュースとうつ病

糖質の多い甘い清涼飲料が「うつ病」のリスクを高める ブラックコーヒーはリスクを低下

糖質の含まれる甘味飲料・炭酸飲料・野菜・果物ジュース・コーヒー飲料の摂取量が多い人は、うつ病の発症リスクが2.3~3.6%高いことが、国立精神・神経医療研究センターなどが40~74歳の中高年8万人超を5年間追跡した大規模な調査で明らかになった。一方、ブラックコーヒーの摂取量が多い人は、うつ病のリスクが1.7%低かった。糖質の過剰摂取による脳由来神経栄養因子の減少や炎症作用、カフェインによる抗酸化作用や抗炎症作用の影響が考えられるとしている。”(保健指導リソースガイド2024年07月08日公開)

・これまで野菜・果物を食べると、うつ病に予防的に働くことが示されていたが、野菜・果物ジュースを飲むと、逆にリスクは高くなることが分かった。(次世代多目的コホート研究「JPHC-NEXT」)

つまりは、「ジュースが悪い」と云いたいわけか。糖質や炭水化物は脳の活性化のためには取るべき栄養素ではなかったのか? 結局は量の問題?それとも化学物質の問題?

「糖質の含まれる飲料による、脳由来神経栄養因子の減少や炎症作用が影響していると考えられます。また、コーヒーを飲む習慣はうつ病に予防的に働くことが示唆され、カフェインによる抗酸化作用や抗炎症作用が影響したと考えられます」”って安易に理論づけても大丈夫なのかしら?

なんか、釈然としませんが、「疲れが溜まったらジュースじゃなくてブラックコーヒーを飲みなさい」と本当に指導しても大丈夫なのかしら。
 

 

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ストレスを管理する

ストレスはメタボ・肥満のリスクを高める

ストレスは加齢にともない増えるさまざまな健康リスクを高める。ストレスは、体内で炎症を悪化させ、肥満やメタボリックシンドロームのリスクを高めることが分かった。労働安全衛生法の改正にともない、50人以上の労働者がいる事業所ではストレスチェックの実施が義務付けられている。6項目の質問票で構成されるストレスチェックプログラムを用いると、従業員の精神疾患による長期病欠を予測できることも明らかになった。”(保健指導リソースガイド2024年07月08日公開)

・ストレスは、体内で炎症を悪化させ、肥満やメタボリックシンドロームのリスクを高める。
・インスリン抵抗性が、大きく関わっていると考えられている。
・「ストレスは心の病気に関わるもの、つまり心理的なものだと考える人が多いのですが、慢性的なストレスは炎症やメタボなど、さまざまな身体的な問題に関わっていることが示されました」

京都大学環境安全保健機構附属健康科学センターの川村孝教授らは、ストレスチェックプログラムを用いると、従業員の精神疾患による長期病欠を予測できることを明らかにし、多変量回帰分析により6項目の独立した予測因子を特定し、予測モデルを開発した。その6項目の質問は、
▼ 職場の方針に自分の意見を反映できる (オッズ比 0.652)
▼ イライラすることがある (オッズ比 0.559)
▼ 非常に疲れを感じることがある (オッズ比 1.799)
▼ 落ち着かない気分になることがある (オッズ比 1.580)
▼ 悲しい思いをすることがある (オッズ比 1.590)
▼ 家庭生活に満足している (オッズ比 0.627)

ストレスがメタボになって動脈硬化疾患を誘発するということと、ストチェで長期病欠予測ができるということを書いています。えーと、だから・・・具体的にはどう活かしたらいいんだろう?

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人生の履歴(1)

どうでもいいことなのですが、何となくわたしの人生の履歴を整理してみたくなりました。生き様や詳しいキャリアのことではありません。自分が住んできた住所の遍歴とか、乗ってきた車の歴史とか、働いた病院の歴史とか・・・何かこだわりを持った生き方をしてきていないので、これだけは他人に誇れる趣味があるとか譲れないコレクションがあるとか、そんなものは一切ありません。だから、わたしの生きてきた証はこんな履歴を列記するしかないのかな~と思うわけであります。

まずは住所。正直なところ細かくは思い出せません(40歳代くらいまでは住所や電話番号はソラで全部云えたものですが)が、『国民年金手帳』を引っ張り出してみたら、そのオレンジ色のアナログな手帳の中に住所が変わるたびに書き込んだ記録が残っていました。こういうところに几帳面な人間の痕跡が出てきます。それでもこれは働き始めてからのもの。学生時代までのことがちょっとあやふや。

・小学校に上がるもっと前に大分市高松の実家に父が平屋の家を建てました。それまでは隣町の禅宗のお寺の離れに間借りして住んでいました。その頃の記憶はまだうっすらあります。時々前を通ってみますがお寺は今でも立派な構えで存在しています。
・高校時代に2階建て家に建て替えをしたものの高校卒業後に予備校で福岡(姪浜)の下宿屋さんに住むようになってから実家に住むことはありませんでしたから2年も住んでいません。
・大学時代(熊本)は教養学部のある黒髪地区の下宿屋さん(薬園町)に4年、医学部近くのアパート(南熊本)に2年。

・卒業後に研修医として大分に戻って大学病院近くのアパート(大石町)に住んで、熊本の病院(移転前の今の勤務先病院)の半年間の研修時のアパート(新町)は病院が準備してくれたけれど、改めて正式に就職してからは車で通えるアパートを探し(十禅寺)、その間に結婚もして3年住んでから東京(虎の門病院)に行きました。

・東京の3年間は練馬区石神井町の新築アパートから1時間かけての通勤の日々。

・熊本に帰ってきて最初の2年を福岡に移り住んだ義叔父の持ち家(広木)を借りましたが、平成6年に自宅を新築して現在にいたります。先日30年ローンの借金を完済し、抵当権移動手続きすれば晴れて私の持ち家になります。30年の現病院勤務の間にはあちこちの出向があり、高千穂や龍ヶ岳(天草)の官舎にも住みました。

もっともっとうろうろした気がしていたけれど、この程度か。大して面白い転居人生ではなかったんだな。

 

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予防医療の限界

わたしが臨床現場から予防医療の世界に移ってから20年以上が経過しました。ボロボロになった身体のごく一部の修繕屋みたいな仕事をしていることに限界と無力感を感じてこの世界に移ったのですが、ここのところわたしの担当する受診者の方に立て続けに起きた病気に、つい凹んでしまっています。

毎年受ける人間ドックの受診から約1ヶ月後に脳出血を起こしてしまった男性。まだまだ倒れるわけにはいかないから、自分の健康を守るために人間ドックに入って病気を予防するのだと強い意志を持って毎年受診されていたのに。それも昨年はいつもより半年早めて受診したのに、結局脳出血を未然に防ぐことができませんでした。脳出血は脳梗塞以上に予測が難しく、今回もやむを得ない発症だったとはわかっています。でも、当の本人や家族にしたらいたたまれません。「自分は何のために大金叩いて毎年ドックを受けていたのか?」「金をドブに捨てた様なものだから、今から自分の考えで生きていきます」と云いながら去っていった姿を、とてもつらい思いで見送りました。かつて、生活習慣病の予防に目覚めて頑張り始めた矢先に突然死したり脳出血で半身不随になったりした方を数人知っています。「健康に目覚めなければこんなことにはならなかったのではないか」という思いは、本人家族だけでなくわたしたちにも重くのしかかります。

一方で、突然の息切れと著しい下肢浮腫で救急を受診した女性。いつも元気で家族のことばかり心配していた彼女が救急現場で下された診断はがん性腹水に右心不全。耳を疑いました。昨年、最後に受けた健診の検査結果を見直しても何かの兆候を見逃した様な所見はまったく見当たりません。まだ原発がどこなのか何もわかっていませんが、「どうして毎年多くの検査を受けていたのにこんなことになったの?」と本人も家族も思うことでしょう。かつて、PET検査まできっちり受けて問題なかった方がその3ヶ月後に進行性の膵臓がんが発見されて治療の甲斐もなく亡くなられたことがありました。その様なパターンが数人続き、さすがに予防医療の限界を痛感したものです。

この世界で専門医として生きてきたわたしたちにとっては「彼らは単に運が悪かっただけ」ということになるのでしょうが、当の本人にとっては「どうしてこれだけ健康に注意してきたわたしがなるの?」となる。その場で彼らに何も云ってあげられない自分の情けなさと云ったら例えようがありません。それでも、その他多くの皆さんを健康な人生に導くために今の業務を遂行するしかないのでしょうか。

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無愛想

『カスハラ』という、あまりに不愉快な単語が世に出回って、いろいろな意味で、する側もされる側も翻弄させられます。

先日SNSの投稿に、レジのお嬢さんに向かって「愛想がない、笑顔がない」と文句を云っている高齢男性の話が書かれていて(その話は、後ろに並ぶ女性が「あんなしかめっ面の不機嫌な顔で睨まれて笑顔なんてできるわけないよね」みたいなことをこれみよがしに独りごと云って老人を退散させたというオチでしたが)、それを読みながら思い出したことがあります。

以前、受診者さんに検査結果の説明をしていたとき、ちょうど午後出勤してきたスタッフが後ろを通ったのですが、彼がいつもの様にニッコリと笑顔で会釈して通り過ぎました。そのとき、その受診者さんが急に怒り始めました。「あいつはなんで俺の顔を見てニヤッとわらったのか?俺のことをバカにしているのか?」と。そう云って怒って帰ってしまいました。さすがにあのときは私も驚きました。いつも受診者さんに笑顔で接していた彼はしばらく凹んでいました。人の受け取り方はそれぞれです。性格の問題だけではなく、そのときの気持ちの有り様にも大きく左右されます。そんな気はないのに相手から誤解されること、そんなことはわたしも日常茶飯事です。

くだんのレジの嬢さんも凹むかもしれませんが、まあ単なる“経験値”として受け止められると良いですね。その男性、またやってくるかもしれませんが、そのときにどんな態度を取るのか見ものです。もしかしたらそのお嬢さんのことが気に入っているのかもしれない。本当に頭に来ていたら声なんかかけないものですし。怒りの表出は、一見鬱憤の発散になる様に見えるけれどものすごいエネルギーが必要です。今度やってきたら、最大限の笑顔で見返してやって欲しいものだと思いました。

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水曜日

水曜日は不思議な日です。

「これだけ毎日頑張って働いているのに、今日はまだ水曜日だよ」と思うときと、「今日はもう水曜日だ。あと2日働いたらまた週末だよ」と思うとき。物理的には全く同じ水曜日だし、仕事の量も内容もほとんど変わりないし、体調にも差は感じていないのに、この感じ方の差はかなり大きいと思います。今日は後者でした。たしか先週は前者でした。意図的にポジティブに生活しているとかネガティブに考えているとかそういう差は多分ないと思うのですが、潜在意識や気づかないレベルの体調の差なのでしょうか。

必ずしも『もう』がポジィティブで『まだ』がネガティブとは限りません。やりたいことがもっとやれるのは『まだ』のときの方かもしれませんし。だからその感覚によって何かを変えようとは思わないけれど、少なくとも今日は気分がいいのでその感覚に乗じて何かいろいろやっておきましょうか。

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歩数目標

1日9,000歩で健康寿命が延伸

 ”死亡や心血管疾患発症のリスクを低下させる1日の歩数については複数の報告があるが(関連記事「週1~2日でも8,000歩で死亡リスク減」)、健康寿命を延伸するための目標歩数は明らかになっていない。京都府立医科大学大学院循環器内科学の西真宏氏らは、国民生活基礎調査と国民健康・栄養調査のデータを基に1日の歩数と健康状態および健康寿命との関連を検討。健康寿命延伸には1日9,000歩、自覚的な健康状態の改善には1万1,000歩の歩行が勧められることを、BMJ Health Care Inform(2024年4月30日オンライン版)に報告した。”(Medical Tribune2024年05月28日公開)

まず、歩数と健康寿命を反映する指標(HCAL)の関連についてスプライン曲線を用いて解析すると、年齢に関係なく歩数の増加に伴いHCLAが上昇した。特に歩数の少ない例で歩数が増加したときの影響が大きく、歩数の多い例では歩数が増えてもHCALの上昇幅は小さかった”
”健康増進のためには多く歩くことが重要だが、一定値を超えて歩いてもそれ以上の効果は期待できない

やはり、目標数値というのはエビデンスに従って提示されることが重要なのでしょうね。決して健康寿命を延ばすために歩いているわけではないのだけれど、どうせ歩くなら効果ある数まで歩いていたいと思うもの。わたしのスマホの歩数目標は7000歩に設定してあります。以前は8000歩でした。実際は毎日12000歩程度(雨の日は9000歩程度)歩くのですが、たまに忙しくて目標歩数に達しなかったときに<不合格>表示されるのが癪に障るから7000歩に減らしたのです。あるいはあと500歩で目標に達すると分かったらちょこっと追加ウォーキングとかやっちゃったりして(それがあと1500歩になると「まあ、いいか」と思って返って何もしなくなったりとかしがち)。その日だけの微妙な歩数の差にどの程度の意味があるかはわかりませんが、『目標達成』か『未達成』か、そこには自分の気持ちの上では大きな違いがあるわけです。

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コロナの現状

週末、大学の後輩がInstagramに抗原検査キッドの画像と共にコロナに感染したことを報告していました。

今、巷では新型コロナがかなり流行している様で、職場の情報によると感染者は県内でも全国でも毎週増えています。罹ってもよほど酷くないと病院には行きませんし、こっそり抗原検査して風邪薬飲んでやり過ごす(検査もせずにやり過ごす)人も多いはずだから、実際はもっともっと多いのでしょう。先週産業医に行った会社でも明らかに感染者が増えた模様。「きっとコロナじゃないよと云っていたけどさすがに熱が39度になって受診したらしっかりコロナでした。昨日から職場復帰したばかりです」と話す若い社員さん。世間はそんな状態なのですよ。皆さんお気を付けて。ちなみに今日本で一番感染者が多い沖縄に出張して沖縄観光を堪能していた知人は感染せずに無事かしら。

あーそんな話題を書くと月末の東京旅行が不安になります。「いまだにマスクして歩いている人いるんですけど、なぜですか?」というSNSの投稿を読むたびに、まあマスク装着の有無の意義付けは本人が考えれば良いとして、都会ではマスクしている人を奇異な目で見る人だらけなのだろうか?と不安になるわけです。日頃、職場ではもちろんフルタイム装着ですが、日常はよほどの人混みの中や電車内くらいしかマスクをしなくなったわたしでも、さすがに東京旅行中はホテルの部屋の中以外はしっかりマスクすると思うから。でもまあ、テレビ等見ているとしている人はしている様子なのでちょっと安心しました。出発は今月末。その頃現象に転じていると良いな、と淡い期待。

うちもこっそり抗原キット買っておこうかしら(仕事柄、原則として「風邪ひいたかな」と思ったら職場でPCR検査させられますが)。

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破産申請

最近ちょっと寝付きが悪く、睡眠障害気味です。そんな夜中、何となく大学病院時代の後輩の顔が浮かびました。大分の県北の田舎で地域医療をになっている大きな病院の御曹司で、あちこちの病院での研修などを終えた数年後には病院長として後を継ぎました。熊本地震の翌年には近くまで夫婦で旅行に行ったので寄ってみましたが,彼とは会えませんでした。

そんな彼の顔がなぜだかふと浮かび、「今は元気にしているのかな?」とふと思って枕元のスマホを取り出して検索。彼の名前と地名を入れたら「●●病院、民事再生法を申請」と出てきて驚きました。個人病院にして地域の基幹病院。むかし私が研修医だった時には外来と当直のバイトなどさせてもらった老舗の病院。それが破産したということ? コロナ禍で大変な中、介護サービスの設備投資が裏目に出たと書いてある。そうか、そんなことがあったのか。としたり顔になっていたら、この記事が2022年10月で、翌年2023年12月の記事には診療中の元気そうな彼の姿がありました。診療は継続して行われているのですね。今の経営状態がどうなのかは知りませんが、少なくとも潰れずに継続されていたことに胸を撫で下ろしたところです。

コロナ禍で経営破綻した病院は少なくないと聞きます。それでなくても働き方改革で人手不足が問題な中、彼らのように地域のために必死で頑張る医療者たちがちゃんといるということをもっと知ってほしいと思う今日この頃です。

それにしても、どうして突然不眠のわたしの脳裏に彼の顔が浮かんできたんだろう?

 

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Rシャツ

「『絶対そんことはありえない。気のせいだよ。』と云われそうだから、誰にも話さないし誰にも勧めようとは思わないけれど、あと2枚ほど追加購入してくれないかな。」

昨日、妻に頼みました。テレビで有名芸人を使ってCMしているシャツを妻が一枚買ってくれまして、初めに着たときは何も変化を感じなかったのだけれど、そのときにひとつだけ・・・いつも左に首を回したときに出てくるクビのポキポキ軋む音がこのシャツを着ているときだけ聞こえないことに気付きました。最初はたまたまかと思ったけれど、その後もそのシャツを着たときだけ、しかも朝に着る前までボキボキ音がしてたものが着て出勤している運転中には、もうまったく聞こえなくなるのです。おかしいでしょ。単に「シャツに刷り込まれた鉱石の成分で血流が改善する」という謳い文句の効能で、V首のこのシャツは首回りは何も関係していないのです。制作者も「それは想定外でこのシャツの効力ではないと思います」と云うかもしれないけれど、わたし的には着ただけで気持ちの悪い音が消失するのだから、何も文句はありません。でも、そうだからといって「ねえねえ聞いて、スゴいんだよ!」なんて他人に自分の効果を吹聴する気はありません。こういうモノと自分が美味しいと思うお店は他人には是対に勧めない。「云うから高い金払って買ってみたけど全然効果なかった(全然美味しくなかった)」とか苦情云われる可能性は多分にあるのだから。

同じような理屈で同じような効果を謳う機器を開発している知り合いがいます。わが家にはその機器の先発品を買って持っています。画期的な効果を感じてはいないけど首の痛みが強いときなどには時々使ってみています。でもそれは機器を患部に当てなければならないので、「30分当てていると効果があるはず」と云われるけど、そんなに長い間じっとはしてられないもの。その点、このシャツは”着るだけ”なのですもの。申し訳ないがこっちの方が勝ちですわ。

でもこのシャツ、着てる間は良いけれど脱ぐと翌日には元に戻ります。決して「治る」というものではないみたいです。

 

 

 

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血圧計頓死

昨日の朝、突然わが家の血圧計が動かなくなりました。毎朝、R-1を飲む前に体温と血圧を測るのがわたしのルーティーン。いつものように左手首に血圧計を巻いてスイッチを入れるとちょうどいい高さで青色が点灯。そしてグーーーンとカフに空気が入り始めるわけですが、青色点灯した後、数字が0から動かない。そして『E-1』のエラー表示。何度やっても同じ。電池を出してリセットさせても同じ。

 『E-1』て何よ?エラーメッセージの意味が分からない。すかさずスマホで検索する。「HEM-6311 E-1」・・・”分からないことがあったらすぐにスマホで検索するのはスマホ依存の特徴です”と先日云われたばかりだけど、やむを得ない・・・エラーメッセージE-1の原因は「手首カフの巻き方が緩い」とのこと・・・万事休す! なぜなら、めいっぱいきつく巻いてスイッチを入れているのだからもはやこれはカフのセンサーが壊れているに違いない。ダメだー!買い直しだー! 

ほんの数年前までは血圧計なんてあってもなくてもどうでもいいと思っていたのに、今はスマホ以上に(それは云いすぎか)なくてはならない物になっていますから、ないと落ち着きません。早速妻に家電店に行ってもらいましたが、在庫がなくてお取り寄せ・・・結局今夜まで血圧測定できないことになりました。とても落ち着かない2日目の朝を迎えています。

 

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肩が薄い

「あなた、肩が薄くなったね!」

家の掃除を終えて汗だくで上半身脱いで扇風機にあたっていたら、妻が目を見開いて驚いた顔をしました。

「特に左肩の薄さがすごいよ。筋肉がなくなったんだね。なんか年寄りの身体になってるよ」などと追い打ちをかけます。確かに最近上半身の筋肉を使うことがあまりありません。昔、頸椎症がひどくて右側の筋トレだけ休んでいたらものの見事に肩周りの筋肉が無くなってしまったことがありますから、それと同じ様な現象でしょうか。あの時のような神経障害ではない分だけ程度が軽いのかなと分析。もちろん、家の掃除も洗濯物干しも庭の草刈りも全部腕を使ってやっていますが、それでも昔みたいに系統だった筋トレしなくなりました。下半身はスクワットも日課だし毎日10000歩以上歩いているしでそこそこ鍛えていますけど。なぜ上半身の運動をしなくなったのかと云えば、それはもちろん高血圧のせい。上半身運動は明らかに血圧を上昇させるからです。昔の方が血圧には無頓着で血圧のことなんか考えずにガンガンやっていましたが、それなりの歳になり、高血圧のもたらす血管疾患の怖さを知れば知るほど怖くなってっしまって。ここ半年は、外来でがっつり血圧管理し始めたから上半身運動を頑張ってもいいのだと思うけれど、やっぱりマシン使って息を止めながら追い込むの、一回怖いと思い始めたらなかなかその気持ちを払拭するのは難しいかもです。最近、明らかにゴルフの飛距離が落ちたのも、このせいなのかな〜。筋肉が落ちて「最近やせた?」と周りに云われるのに、お腹だけが出てくるのが年寄り体型ですよ!と仕事では話していますが、実はそれ、私の身体のことなのであります。

筋肉が落ちたという客観的事実より、「じいさんになったね」と妻に云われた言葉の方がぐっさり心をえぐられてしまった日曜日の昼下がりでありました。

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スマホ決済

先日『スマホ脳疲労』の話題がテレビで出ていました。

スマホ依存が進むと集中力や記憶力が落ちてきて、そのまま悪化するとうつ病を誘発することもあるという警鐘です。人間の脳の”前頭前野”という部位で,浅く考える機能・深く考える機能・ぼんやり考える機能の3つの情報処理機能が働く中で、スマホばかりいじっていると深く考える機能とぼんやり考える機能がフリーズして浅く考える機能にばかり情報が集中してしまう結果、脳が疲労を起こすのだそうです。特に”ぼんやり考える機能”というのがとても重要らしい。”人はぼんやりしている時に情報の整理や分析を行ったり、「自分はどこに向かいたいのか」「自分とは何か」など、人間の本質に関わる思考を培ったりしているのです。この機能がフリーズしてしまうと、自分を客観視できなくなり、手近な快楽に流されやすくなります。そのため脳が疲れているほどスマホの使用時間は長くなって、依存度が高くなりやすく、さらに疲れるという悪循環を起こしてしまうのです。”と。あーおそろしやおそろしや。

スマホ依存・スマホ脳疲労を予防するにはスマホから離れればいい。そして、『脳の健康のための6つの習慣』:(1)ボーッとする時間をつくる(2)しっかりアウトプットする(3)「手間のかかる方法」を選ぶ(4)本は本屋へ買いに行く(5)脳によい栄養素を摂る(6)睡眠を大切にするを遂行するとよい、となるようですが、意外にそれがむずかしいわけです。

さらに、現在社会は諸般の作業をことごとくスマホに集約させようとしています。それがここへ来て一層拍車がかかってきている気がします。キャッシュレスで諸般のアプリを使ったスマホ決済が普及しただけでなく、銀行手続きもクレジットカード機能もあるいはマイナンバーカードも保険証も全てスマホに情報集約させ、さらにコンサートやスポーツ観戦チケットや航空券チケットですら全てスマホでオンラインチェックインを促し、街中ではことあるごとにQRコードが表示されてスマホで撮影すると情報ページに飛ぶ仕組みばかり。マイナポータルもスマホだし、確定申告もスマホだと郵送も要らない時代です。つまり、現代社会を生きていく上で、スマホなしではなにもできない社会に一気に変貌をとげているではありませんか。それでいてスマホ依存は危険だ!と叫んだところで何の力になりましょうか。人間の脳が全てどこぞの人工知能群に持って行かれるのは時間の問題ですよ。
 

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「上手な水の飲み方」 

暑い夏の水分補給 食事改善にも役立つ「上手な水の飲み方」 水を十分に飲むと腸内環境も健康に

汗をかく量が増える夏場は、水を飲むことで、失った水分を補うことが大切だ。夏の「上手な水の飲み方」をご紹介する。水を十分に飲むことは、食事を改善するのにも役立つことも、大規模な調査で明らかになっている。水を飲むことは、腸内細菌叢を健康にし、免疫を高めるのにも必要であることが、新たな研究で示された。”(2024年06月03日公開)

水を飲むのは大切だけどおいしくもない水を無理して飲む必要があるの?という疑問のためにこんな研究報告がでているということでしょうか(わたしは「お水大好き!」で良かった)。わたしは子どもの頃から生水を飲む習慣があって、『鉄管ビール』などといって水道の蛇口からガブガブ飲むような世代でした。まあそれだけ水道水がおいしかったということでしょうか。いえいえ、熊本の水は地下水なのでおいしいというのが有名ですが、わたしの出身地大分の水はカルキ臭いにおいでした。でも「水とはそういうものだ」と思っていたから飲めたのかもしれません。最近は、「水が苦手」という老若男女が思いの外多いですが、あれは都会の水道水がくさくて飲めない!と贅沢を云って育った親たちに影響を受けて、ミネラルウオーター全盛になっているのが原因なのかもしれません。

水を飲むことは腸内環境を健康にして免疫を高めるのにも必要>というのは意外でした。そうか、脱水になると”腸内通過時間が遅滞し、排便量の低下をともなう便秘になり、腸内細菌叢の構成も変化し、腸内細菌の総数が増加する”という理屈は、まあ理解はできます。それで、”慢性的な飲水不足は便秘症を誘発し、腸内細菌叢の構成や数を変化させ、さらには免疫細胞を減少させたり病原細菌の排除能を低下させる”となるには、一体どの程度の水分が体内に不足すると起きるというのでしょうか? まさか、食事中のコップ1杯の水を飲むか飲まないかで違うとも思えませんが。

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何の警告?

先日、赤信号で信号停車していた軽自動車が私の目の前でまだ赤信号なのに突然発進していって怖かったというはなしをここに書きましたが、実は数日前は向こうが見えないつづれ織りの山道の下り坂で、わたしの目の前を走行していた軽自動車が突然右にウインカーを出したと思ったら、登坂車線になっている対向車線をアクセル全開で逆走しました。崖なので曲がり角の向こう側がまったく見えないというのに。

それぞれに、普通なら大事故、大惨事が起こってもおかしくない状況で、まあ運良く巻き込まれる車がなくて良かったと思ったのですが、よくよく考えたら、この短い期間に自分の目の前の車が普通あり得ない行動することが立て続けに起きたってこと自体が尋常じゃないですよね。大惨事が起きずに良かったということよりも、何かをわたしに暗示している、あるいは警告しているのではないかと思ってしまいますよね。油断しているとわたしが大事故に巻き込まれるとか、勘違いで大事故を起こしてしまうとか、そんなことの予知ではないかとか。なにしろ、どちらも、自分がどれだけ注意していても想像だにしていないところから突然何かが突っ込んでくるという惨事を連想させる出来事ばかりなので、そんな警告もらっても自分では何もできないですがな。 

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オーラルフレイル

口腔機能が低下する「オーラルフレイル」 健診でチェックすると転倒防止につながる可能性が

 ”口の機能が健常である状態と、口の機能が低下した状態の中間にあるのが「オーラルフレイル」。咬みにくさ・食べこぼし・むせ・滑舌の低下など、「口の衰え」の症状がある人は注意が必要になる。オーラルフレイルがあることは、その後の1年間の転倒の増加とも関係していることが明らかになった。日本老年医学会などは、新たなオーラルフレイルのチェック項⽬を提唱。5項⽬のうち2項⽬以上に該当する人は、オーラルフレイルに該当するという。3学会は合同ステートメントを発表した。”(保健指導リソースガイド2024年06月03日公開)

 日本老年医学会と日本老年歯科医学会と日本サルコペニア・フレイル学会の3学会が「オーラルフレイルに関する3学会合同ステートメント」を発表したそうで、簡単にできるチェック5項目が公開されています。
・自身の歯は何本ありますか?
・半年前と比べて固いものが食べにくくなりましたか?
・お茶や汁物などでむせることはありますか?
・口の渇きが気になりますか?
・ふだんの会話で、言葉をはっきりと発音できないことがありますか?

2つ以上当てはまったらオーラルフレイルなのだそうです。

で、該当した人はどうしたらいいのか?一般市民向けの啓蒙啓発活動をしながら、どうしてそこを詳しく提示しないのかがわかりません。口腔内機能を高める体操や固い物を噛む習慣づけとか毎回30回以上咀嚼する習慣づけとか、何かあるでしょうに。まさか、「医療者がするからそれに任せなさい!」ということではないでしょう。何かちょっと不完全燃焼というか不本意な情報でした。

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問題飲酒の危険因子

労働者の問題飲酒を調査 「週3回以上」「1回2合以上」の飲酒は危険信号

男女ともに、週に3回以上の飲酒をする人や、1回に2合以上の大量飲酒をする人は、その後に「問題飲酒」が発生しやすいことが、富山大学が1,535人の地方公務員を5年間追跡した調査で明らかになった。男性では、職位が低い人や交替勤務がある人に、女性では、仕事のパフォーマンスに関する自己評価が低い人に、問題飲酒が発生しやすいことも分かった。 「リスクの高い人に早期から介入することで、問題飲酒を予防できる可能性があります」と、研究者は述べている。”(保健指導リソースガイド2024年06月10日公開)

嗜好品の中でタバコはもはや全てが論外ですが、最近飲酒に対する締め上げが厳しくなってきました。「週に3回以上の飲酒をする人」かつ「1回に2合以上の大量飲酒をする人」という括りかと思ったら、”かつ(and)”ではなく”または(or)”でした。晩酌習慣のあるひとはほぼほぼ全てが対象になります。もちろんわたしも。

ちなみに『問題飲酒』とは、”アルコール依存症、アルコール乱用や有害な飲酒、アルコールに関連した問題や結果を抱えていること、またはそのような問題のリスクがある場合をさす”そうです。あとは、各自、本文を読んでくださいな!
 

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情報制限

最近、職場でいろんな情報が耳に届かなくなりました。毎日チェックさせられるインシデント情報(職場全体で起きた些細なヒヤリハットから大きな事故まですべてまとめられたページ)も今月に入って突然ほとんど毎日ゼロという日が続きました。毎日毎日何十件もリストアップされていて一覧から消すのも大変だったのに・・・。その変化にちょっと戸惑いましたが、それがなぜなのかやっと気づきました。わたしが管理職ではなくなったからです。

数年前、医局長を退任した時も毎日送られてきていた人事情報やセキュリティ情報が半減して驚いたのですが、定年退職して継続雇用の嘱託勤務の立場に代って、組織の中にある多くのトップシークレットをシャットアウトされたのだと分かりました。逆に云えば、こんなに一般職員には教えていないシークレットがたくさんあったのか!ということにもちょっと驚かされました。まあ、知らないで済むことは知らないに越したことはない、そんなことで気を揉むだけ損なわけで、そんなことは気を揉まなければならない立場の人が頑張ればいいだけだ、と思うことにしました。

でも、ちょっと寂しいのは、一緒に働く職場のだれだれが何月から産休に入るとか退職するとか復職するとか、そんな先取り情報も全く入ってこなくなって、しばらく見ないなと思ったら辞めていたなんてこともあったりすること。もともとそういう情報のアンテナは高い方だと思っていましたが、それは単にそういう立場だったためだけのことなのですね。今や浦島太郎状態の蚊帳の外感に襲われて、ちょっと凹んでいるところです。

 

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エスカレーターの手すり

最近、エスカレーターに巻き込まれて命を落とす痛ましい事故が立て続けに起きています。どんなにゆっくり作動していても大きなモーターで自動的に動く機械の力はものすごく、意外と怖いものだということを再確認しました。

ところで、わたしは公の場ではエスカレーターの手すりを握りません。とても大きな学会場やホテルの長いエスカレーターや、あるいは渋谷駅や横浜などの都会の延々と続くエスカレーターでも握りません。高所恐怖症で下を見るとめまいがするにも関わらず、です。それは新型コロナが蔓延するよりはるか前、おそらくインフルが猛威を振るった冬場の東京出張か何かがきっかけだった気がします。不特定多数の人間が触った手すりを触るのが怖くなったのです。触ったあとで消毒すればいいじゃないかと思うのだけれど、触れなくなりました。

でも、最近になってふと根本的な考え違いに気づきました。あの延々と続く街中の長いエスカレーターの手すり。「どこにばい菌がくっついているやもしれん!」と思うから手が出せないのだけれど、考えてみればわたしが握るポイントは一点だけです。最初に握った部分を降りるまでずっと
握っているのだから、行程がどんなに長くても短くても、結局その一点だけなのだというしごく当たり前の事実に最近になって気づきました。なんと愚かなことか。目の前の鼻水だらだらの子どもが握った手すりを自分が触る可能性はゼロ。たまたま一回りしたわたしの真横の手すりにピンポイントにばい菌がくっついている確率なんて極めて低いのであります。それを考えたら、意地張って何もつかまずにいてフラっと後ろに倒れて転げ落ちる危険性の方がはるかに高いではないか。

よし、勇気を出して次に公の場でエスカレーターに乗る機会があったら真横の手すりを握りしめてみよう! できるかな。

 

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どうしてムリして食べるの?

「最近体重が10キロくらい減って、気味が悪いのでムリして食べてみてるんだけど全然増えないんですよね」

そんな相談を受けました。特に何かしているわけじゃないのに体重が減ったのが気になるのだそうです。最近受けた今年の健診結果は良好で、特に食欲が落ちたわけでもないという。最近気が向いたときにスポーツジムには行くようになったけれどそれ以外は思い当たる節がない、と。

基本的に、今よりさらに目立って体重が減っていくのでなければ今のままで何ら問題はないように思われます。まだまだ加速度を増して減っていくのであれば甲状腺機能だとか膵臓だとかを調べてもらうことを勧めますけれど、今はむしろベストな身体状態なのだからそれでいいのではないでしょうか。

というか、「心配なのでムリに食ってみている」という行為が気になります。時々ご高齢の女性の方とかにもそういうことをする人がおります。気持ちはよく分かりますが、そんなことをしても太らないし太るときは絶対に無駄な脂肪が増えるだけのはず。食欲が落ちてやせたのではないのだからムリして食べ足しても百害あって一利なしだと思うのです。むしろ筋肉つけるために運動を増やしてくれた方がまだまし。何らかの理由で変化して今の状態がバランスとれているベストな状態なのだと思われますから、ムリして食っているとどこかのタイミングで突然プラスバランスに移行してリバウンドし始めるに決まっています。そうなったら、戻すのが大変です。“今のまま”でいきましょう。まあ、『現状維持』ほど大変なことはありませんけど。

 

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診察室の椅子

このたび、わたしが勤務する職場の診察室の椅子の買い換えをするということで、サンプルが医局に並べられていました。

今の施設が移転してから20年くらいですから、その当時から使われている椅子が劣化して高さ調節がスムーズでなかったり軋む音がしたりする様です。そこで、『メーカー推奨』といわれているサンプルが妙にデカいのです。重さは軽そうではあるけれど高い背もたれとか立派な肘置きとか・・・どこぞの院長室かあるいはeスポーツでもやりそうな立派な出で立ちなのです。どういうイメージなのか分かりませんが、多数の受診者さんを相手にして立ったり座ったりする業務の中で、そもそも肘置きなんて邪魔でしかないし、ふんぞり返って何かをするわけでもないのだから背もたれも要らない。今、使っている椅子が一番シンプルで申し分ないのだけれど、もうこのタイプは欠品になっているのかしら。

『メーカー推奨』というのが、”医者の椅子”なのだからゴージャスに風格あるべきだと思い込んでいるのか、それともせっかく買ってくれるのだから”安物”は売り込めないという趣旨なのか・・・あのサンプル椅子を見る限り、そんな思惑が見て取れます。

 

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熱中症

「これ熱中症になるやつだ」

昨日の日曜日に雨の中で行われたゴルフコンペ。午前中はまあまあまとまった雨のために気温も低めだったけれど、午後は雨も小降りになり、若干空も明るくなってきました。その時です。突然滲み出てくる大量の汗と身体の中からわき出てくる気持ち悪さ。きっとサウナの中に居るような(わたしはサウナを利用しないからわからないけど)湿度と気温状態だったのだろうことが推測できます。すでに持ってきていた飲物は全て飲み干しており、手持ちのタオルはビショビショになっている。自分でも「これは危ないヤツだ!」と察知することができました。やっと途中の茶屋に寄ることができて、スポーツドリンクとお茶を買ってどっちもがぶ飲みしました。

炎天下ではないし、カートで走ると風が吹いて少し爽快だし、でちょっと油断していました。でもあの尋常ではない不快感が自ら発する警告なのだな!と察することができて良かった。ついつい「周りの仲間にも迷惑をかけるし自分だけの感覚だから大丈夫だろう」とやり過ごしがちになる状況だから、自分自身の発する異常感覚は大事にしなければならないなと痛感した次第です。

 

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赤信号

先日、横断歩道を集団下校していた子どもたちの列に84歳の高齢男性が車を突っ込ませて大けがを負わせた事故がありました。家族は「もう免許証返納した方がいい」と云ったのに今年免許更新をしたとか、日頃滅多に運転しないのにたまたま運転したとか、「一つ先の信号が青だったのでそればかり見て手前に信号機があることに気づかず、それが赤だったことには直前で気づいた」という本人の弁とか、あたかも一連の『高齢ドライバーの起こした事故』とまとめたがっている報道でした。でもこれ、別に運転者が高齢者だったから起きたと思うのは大きな間違いだと思います。

先日の土曜日の夕方、自宅近くのスーパーの前の裏通りを通っていて、大きな通りに出る前の信号機が赤だったので停まりました。私の前には一台の軽自動車が停車中。ところが、突然、その軽自動車が急発進しました。まだ完全に赤信号状態の道を徐行することなく急発進。「なに?なにが起きた?」とひとりで慌てる私。その車はまったくブレーキを踏むことなく進んで行ってその次の青信号で右折して行ってしまいました。たぶんこの運転手さん、目の前の信号機のことをすっかり忘れてもう一つ先の信号機が青になったので慌ててアクセル踏んだのだと思われ、その後ブレーキも踏んでないから、自分の間違いにおそらく全く気づかなかったと思われます。いやいや、いつもはひっきりなしに速いスピードで車が行き交っている大通りにたまたま車が走っていなかったから事なきを得たけれど、普通なら多分大事故が起きています。

その軽自動車の運転手、夕暮れの後ろ姿だけだったけど決してそんなお年寄りには見えませんでした。むしろ女性か若い男性のイメージ。もしかしたら、ナビのTVか手元のスマホを眺めていてふと目を上げたら青だったから慌てて出ていったのではないかと推測した次第です。そうです。だから、あの事故は高齢者じゃなくても普通に起こしうる事故なのです。何よりもまだ免許証返納する気のない私こそが、あのゾッとした目の前の光景を肝に銘じて安全運転に心がけねば(まあ、こっちが安全運転してもあんな輩がツッコんで来たらひとたまりもありませんが)と思った次第です。

 

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酒はHDLを増加させるんじゃないの?

女性は日常的な飲酒でHDLコレステロールが低下?

 ”大規模な保健医療データを用いて、40~64歳の日本人女性の習慣的な飲酒とHDLコレステロール(HDL-C)の関連を検討する研究が行われた。その結果、飲酒量が中等量以上の女性では、HDL-C値が10年間で有意に低下していることが明らかとなった。日本女子大学家政学部食物学科 臨床医学・代謝内科学研究室の関根愛莉氏らによる研究結果であり、「Cureus」に3月4日掲載された。”(Care Net2024/06/05公開)

「日本人の中高年女性における中等量以上の習慣的な飲酒は、10年後のHDL-Cを有意に低下させる可能性が示されたが、HDL-Cの有意な上昇は引き起こさなかった」と結論
日本人の中高年男性を対象とした結果では、中等量以上の飲酒はHDL-Cの低下と同時にHDL-Cの上昇とも関連していた

「エチルアルコールの濃度とHDLコレステロールの値は正の相関を示す」というのが私の知っている常識で、しかも「HDLコレステロールには運動などで上昇する”真の善玉”のHDL-1とエチルアルコールを飲むと上がるHDL-2があって、HDL-2には善玉の効果が全くない」という論文を数年前にどこぞの大学が発表したのを見たことがありますから、人間ドックの結果説明のときにはいつもそのこと(大酒飲みのHDLコレステロール値は当てにならないこと)を引用して説明していました。私自身もHDLコレステロールが高くてさらに上昇していたけれど「これは運動の効果というよりは酒の影響の方が多いかもしれない」と自分を諫めたものです。だから、わたしの知っている理屈は男性だけの理屈だったのかなと思ってこの記事を読んだのですが、なんかちょっと思ったのとニュアンスが違いますね。

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運動の評価は何でする?

ウォーキングは歩数を測るのが良い? それとも時間? 運動は自分に合ったやり方が一番

運動の時間と歩数のどちらを増やしても、心臓病や早期死亡のリスクを軽減するのに効果的であることが、大規模な調査で明らかになった。
 「運動は長続きすることが大切で、そのためにはご自分に合った運動をすることが必要です。歩数は誰でも簡単に測定でき、分かりやすく、とくに高齢者にとって目安になりやすいというメリットがあります」と、研究者は述べている。”(保健指導リソースガイド2024年05月27日公開)

運動の時間と歩数のどちらを増やしても心臓病や早期死亡のリスクを軽減するのに効果的であるということが分かっている(米国のブリガム アンド ウィメンズ病院:JAMA Internal Medicine)のだそうで、歩数を目安にしても時間を目安にしてもどっちでもいいそうです。

たしかに「歩数だけ記録すると運動強度のことが反映しないじゃないか!」と不満をいだくこともありましょう。ダイエットに効果的な大股で歩くウォ-キングよりもできるだけ小股で歩く方が到達歩数は明らかに上回るわけですし。わたしの生活パターンでいうと、スマホを持ちながら家の中の掃除(掃除機とモップ)をしていると運動強度は大したことないのに歩数はしっかり稼げますが、地面に這いつくばって汗だくで庭の草むしりをしていると筋肉痛や腰痛を伴いながら倍以上の時間をかけるのにほとんど動いていないという記録になる。これは確かに理不尽です。でも、その評価が何かの褒美をもらうためにエントリーしたイベントならともかく、日常の自分の健康維持のためなのであれば別に自分だけがわかっていればそれでいいことなのではないかと思うところです。

もっとも、人間は報酬系が得られないことに一生懸命にはなれない動物で、それが「健康長寿を手に入れられる」などという戯言には食指は動かないものではございます。
 

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高血圧の基準が変った?

「『高血圧の基準が4月から160/100mmHgに変わったんでしょ』と受診者さんに云われることがあったので、色々調べてみました」

先日、わたしの働く施設の保健師さんがこんなメールを送ってくれましたが、それまでわたしはそんな話を聞いたこともなかったのでちょっと驚きました。なにしろ、「血圧は24時間血圧計の平均値で120/75mmHg以下にコントロールしないと危険です」と外来主治医に云われて、この5ヶ月間でシビアな血圧コントロール指導を受けたばかりのわたしですから。保健師さんの検索した記事の解説によると、

高血圧診断基準ではなく、全国健康保険協会(協会けんぽ)が、従来から行っていた「未治療者の方への受診勧奨(重症化予防事業)」の勧奨基準を、「収縮期:140mmHg以上/拡張期:90mmHg以上」(Ⅰ度高血圧)の基準から、2024年4月~「収縮期:160以上/拡張期:100以上」(II度高血圧)の基準に変更したようです”とのことです。どうして、こんな中途半端な勧奨基準に変えたのでしょうか。この記事に書かれているように、”今までは、「病気の兆しが出ていて、このまま放置すると病気になりますよ」という勧奨基準から、「すでに病気の診断基準を満たしているので直ぐに治療を始めてくださいね」というメッセージに変更されたのです。本当に日本国民の健康を守ろうという意識があるのか、はなはだ疑問に感じますが、医療経済学的な観点から考えれば、致し方ないのかもしれません”というのがまさしく正解なのでしょう。

人間ドックの判定基準でも、たしかに高血圧症の基準である140/90mmHgでは『要経過観察』になって医療機関への紹介状は出ません。紹介状が出るのは160/100mmHg以上です。糖尿病の評価も『空腹時血糖126以上かつHbA1c 6.5%』になって初めて紹介状です。つまり、間違いなく医療機関で内服治療を始めないとマズいレベルにならないと『要精密検査』『要治療』の紹介状は出さないみたいなのです。わたしたち医療者からすると「もっと早くから治療しないと手遅れになるでしょ!」と思うのだけれど、I度高血圧や境界型糖尿病レベルで医療機関を紹介してもどうせ運動と食事の注意を指示されるだけで内服治療を始めないものだから、受診した患者さんは「まだ治療は要らないレベルだ」と勘違いしてしまう。だから絶対に薬剤治療を始めるレベルまで医療機関には紹介しない、ということなのでしょうか。高血圧も糖尿病も、「運動と食事」こそが治療なのだと云うことをもっと医療機関の医者たちが強調してくれさえすれば問題ないのに、彼ら医者たちも「内服治療をするレベルでないものは医療機関の仕事ではない」と思っているものだから、こんな状況に陥ってしまっているのだと思います。

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まだ金曜日

今週は、なんか知らんがいつもより長い。水曜日辺りの朝、目覚ましアラームのスイッチを切りながら「今日は週末だから休みだね」という思いが頭をよぎった後に、「違う違う、まだ週半ばだ」と気づいて飛び起きました。昨日はずっと金曜日気分で出勤して、「今日は木曜日」と気づいて落胆しました。なんか、メチャクチャ損した気分。今週が長くてなかなか曜日が進まないのは、もしかしてゴールデンウイークや有休で5月に入ってから休んでばかりだった影響なのかしら。でも、先週の方がいっぱい働いたけどな〜。

わたしは今後、7月11日の有給休暇の日まで平日休みはありません。考えただけで少しこころが憂鬱になってしまいますが、まあ、少し減ったとはいえこの歳でまともにお給料いただいている以上はそれが当たり前ですわね。世の中、こうやって五月病、六月病が産まれてくるんでしょうか。わたしゃ、そんなグチは口にも出さずに頑張りますよ。

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下着のタグ

ユニクロのTシャツの襟の後ろや下着のパンツの背中側に、あるはずの白いタグがなくなってからそれなりの期間が経ちました。物持ちの良いわが家でも、妻のパンツに続いて私も数年前に新しいのを買ったときにアンダーシャツの襟の裏のタグが生地に直接印字される形に替わっていましたがやっとそれにも慣れてきたところです。ところがここへ来て、なんと裾のタグまでなくなってきたではありませんか。先月、定年退職記念に職員有志からいただいたJCBギフト券を使うために久しぶりにユニクロに行って、綿パンやアロハシャツと一緒にヨレヨレになってきていたエアリズムのシャツも新調しようと数枚買いました。でも、どのシャツにもタグが全くないのに右往左往。昨日よく見たら、裾も生地に直接印字で何か書かれてはいるみたいなのだけれど、老眼の私にはほとんど見えません。

タグを縫い付けたりする作業工程の省略でコスト削減を図っているのかもしれないし、それはそれでオシャレで良いとは思うんですけどね。服の左下に付けられているタグというのは、服を後ろ前に着ないようにする大事な目印なんですよね。暗闇でも裾を広げたときに白いタグが左になるようにして首を突っ込んだらちゃんと着ることができる・・・それは子どもの頃に母親から教わった普遍のルール。手編みのセーターや手縫いの服などの既製品じゃないときにその目印がなくて苦労した記憶もありますが、今のわが家はほぼ全てが既製品なので、例外なくそうやって着ていました。ユニクロさん、ユニクロを利用するのは若い人だけではありません。むしろ年寄りの方が利用者は多いかもしれませんから、年寄りのことも考えてデザイン考えていただけると幸いです。

これ、おじさんにはとっても大切なことなのですけど、これもご時世。慣れるしかないのでしょうか。

 

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排塩コントロール

取り過ぎた塩分を出す「排塩コントロール」と具体的な指導方法

 ”10年ほど前に話題になったDASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食。それが今、塩分を排出させる食事として再注目されているようだ。DASH食とは、飽和脂肪とコレステロールの少ない果物、野菜、ナッツ・豆類、低脂肪乳製品、全粒穀類を豊富に摂取することで降圧効果が期待される“塩分の排出に重点を置いた食事療法”で、米国・国立衛生研究所(NIH)などが考案したのを契機に、国内の高血圧治療ガイドライン2019年版1)でも推奨されている。また、この食事療法に減塩を組み合わせたものはDASH-sodium食と呼ばれ、これまでに十分なエビデンスが報告されている2,3)。”(Care Net 2024/05/17公開)

日本人の食事パターンを考えるとどうしても塩分の取り過ぎを抑える“減塩”に重点が置かれる傾向があるけれど、むしろ「排塩を意識した高血圧対策」が重要なのではないかという提案のようで、「確かにそうだな」と感心してここに紹介したくなった次第。日本特有の四季折々の食事「和食」(日本人の伝統的な食文化)を大切にしながら、旬の食材を用いた排塩コントロールの実践を促すために、塩分の排泄を促すカリウムや食物繊維、血圧調整を担うカルシウム、血圧上昇抑制に影響するマグネシウムなどが豊富に含まれている初夏~夏の食材を紹介してくれていました(福岡大学医学部衛生・公衆衛生学有馬久富氏)。掲載されていた調理方法をご紹介します。

<お薦めの調理方法>
・トマト、ズッキーニ、なすなどの夏野菜をトマト缶+少量だしで煮込む(ピザ用チーズや鶏肉を追加してもおいしい)
・刻んだきゅうりをもずくに入れて、冷ややっこにかける
・オクラ、なす、ししとうをゆがき(電子レンジでチンでも)、めんつゆとおかかで和える
・トマトとモッツァレラチーズにオリーブオイルとペッパー/バジルを少しかける
・初夏であれば、新じゃがを牛乳で煮込む
・生で食べられるトマト、きゅうり、とうもろこしにツナ缶を和える(豆腐を入れても)

 

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