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タバコを吸う医者

「あの医者は、自分は吸うくせに『おまえはタバコをやめろ』と言う。信用できないから私はタバコをやめない。」という人がいます。

「あの医者はいつも『やせろやせろ』とうるさいが、自分の方が太っているから説得力がない。」という人もいます。

医療関係者は、人の健康に関わる以上、自ら模範になるような生活をするべきだ、というのが最近の医療現場での常識となってきました。施設内完全禁煙の病院や場内全域禁煙の学会場が明らかに増えました。忙しい中に自分の運動の時間を捻出する医者も多くなりました。

でも、だからといって、「それができない医者の云うことは信用できない、説得力がない、だから自分もしない」という理屈が屁理屈であることぐらい、当然分かっているでしょう。医者だって人間。良くないとわかっていてもできないことはたくさんあります。でも、一般の方よりはるかに正確な医療情報を持っています。だから、「自分は出来ないけれど、あなたは健康のために是非してほしい」という想いの言葉だと思ってあげてほしいです。自分のことを棚にあげても助言することができる医者は、とても偉いと思います。

私は、タバコを止めました(職場の禁煙指導担当にさせられたためですが)。運動と食事で体重をかなり落としました(講演ネタのためにやっただけですが)。でも、そんな私が指導したからといって、決して相手が成功しやすいわけではありません。

私の知り合いに「いつも一緒にタバコを吸っていた医者が突然禁煙し、『タバコは体に良くないよ。キミも早くやめた方が良いよ』と云い始めた。その豹変ぶりが不愉快だったから、絶対禁煙しないって決めたんだ」と主張する人がいます。

結局は、禁煙しない理由付けが欲しいだけなんだな、と可笑しくなりました。

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