« パソコンの椅子 | トップページ | いじめ »

高血圧の遺伝子

日本人は、欧米人(白人)よりも高血圧になりやすい遺伝子を持っている人の割合がはるかに多い人種です。この遺伝子は、言い換えれば、塩分に対する反応がきわめて良好な遺伝子です。人間は塩分がないと血圧を保てず死んでいきますが、長い歴史の中で少量の塩分しかなくても血圧を保てるように進化してサバイバルしてきた人種ほどこの高血圧遺伝子がたくさん備わっています。

私がいつも不思議に思うのは、日本人は塩分に過剰反応しやすい人種で少しの塩分だけで大丈夫なのに、なぜ漬け物やみそ汁などの塩辛いものを好むのだろうかということです。少量の塩分で生きていけるのにあえて塩辛いものをたくさん摂ろうとするのは、「塩が足りなくなったらヤバイ」という貧乏性の遺伝情報が常に駆け巡るからでしょうか?そういえば、糖尿病の気質をもつ人ほど、食べ物の中からあえて甘いものを見つけてきます。あれも「低血糖になったら怖い」という危機感でしょうか。

遺伝子というのは、種の保存のためには「石橋を叩いて渡る」もの凄い徹底ぶりだと思いますが、その取り越し苦労のためにかえって病気になる、実に皮肉で厄介な時代だと思います。でも、きっとまた大きな歴史の流れの中で、自然淘汰が始まり、生き延びるものだけが生き延びて、突然変異を繰り返しながら新しい遺伝子情報ができていきます。人間はきっと、とても強かでしぶとい生き物だと思います。

ま、私は、さっさと淘汰される、その他大勢の中の1人でしょうけれど。

|
|

« パソコンの椅子 | トップページ | いじめ »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/515037/9791844

この記事へのトラックバック一覧です: 高血圧の遺伝子:

« パソコンの椅子 | トップページ | いじめ »