ガタがきたと感じる瞬間
若いときには、身体にどんな不調があっても、どんな病気になっても、何らかの形できちんと元の状態に戻れるのが当たり前だと思っていました。
中学時代、眠れない夜に毎晩ベッドで本を読んだのが原因で目が悪くなり、今の私の裸眼視力は0.01程度です。でもこれ自体はコンタクトレンズで解決していました。ここ数年見え方が少し悪くなっていましたので、コンタクトレンズの再調整のために近くの眼科に行きました。ちょうど1年前のことです。乱視の調整をしてみたら、今までがウソのようなクリアな別世界が広がりました。ところが、その状態では試しに差し出してもらった絵本の文字が全く読めません。これが「老眼」なんでしょうが、文字が全く読めない感覚を初めて目の当たりにして、もの凄いショックを受けました。現在、近くの文字は近づけても遠ざけても読み取れないことがあります。目の前に存在しているものを全く理解できない、もう若くはないと自覚せざるを得なくなったこの寂しい感覚。。。ちょっと辛いです。
6年前の交通事故で腰椎ヘルニア・頚椎ヘルニアになったこと。4年前にバスケットボールで膝を痛めたこと。小便の出が良くないこと。。。もう元の状態に戻れないので機能の劣化を諦めるしかないような、「ガタがきたな」と思うことはたくさんありますが、やっぱり目が見えなくなったのが一番堪えています。
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