軋む非常階段
職場の私の机は1階にあります。そして日頃私が働いているのは主に4階です。職員は職員用のエレベーターで移動できます。「省エネと健康のために階段を使いましょう」の掛け声にしたがって一度トライしてみましたが、2階の途中から息が上がり始めて4階に着いた頃にはヘトヘトになりました。これでは仕事にならないので習慣にできない、と結論つけました。
それを習慣にしてしまったのは昨年3月です。自分の職員健診を前に体重が増えてきたのがきっかけでした。勝手に「エレベーターはお客様と体が不自由な方の移動手段」という定義を打ち立ててみました。そうすると私の使うべき移動手段は階段しかありません。少なくとも小学生や中学生は校舎の3階でも4階でも階段しか使いません。なんで大人が出来まいか!
そういう屁理屈って私とても好きです。基本的にマゾかもしれません。1階から4階まで80段あります。一日5往復をノルマにすると、用がなくても無意味に一旦1階まで降りてくる必要があります。最初は何てバカな誓いを立てたのだろうかと思いましたが、その手段しかないと決めたらどうということなく簡単に慣れました。ただ、一日4往復までは簡単にクリアできますが、最後の1往復がなかなか大変です。夕方に用のない4階診察室に上がって帰ってくることもありました。これもまた、私だけの密かな楽しみです。
ところで、そんな習慣を続けていてちょっと気になることがあります。2階と3階の間で、歩くたびに「カンカンカン」と壁を叩くような音がするところがあります。最初は外で工事をしていると思っていましたが、どうも、階段を踏む振動が壁に伝わった音のようです。欠陥工事?なんてことはないでしょうが、もしかして、基本的にこの階段をこんなに皆が頻回に使うとは想定されていないのじゃないかと思ったりします。非常階段は、常時使っちゃマズイ??
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