酒はどうよ?
「脂肪肝ですね!γGTPも高いです。休肝日を作りましょう。」「あなたは糖尿病なのだから、酒はやめてください。」・・・。
はぁ。
保健師さんにガツンと云われて、健診の結果表を眺めながら溜息をついているおじさんたちも多いことでしょう。肥満、高血圧、脂質異常、痛風・・・晩酌習慣のある人は、どれをとっても酒のせいにされてしまいます。100%毒物と認定されている「タバコ」と違い、酒は「百薬の長」。適量はかえって身体に良い、と云われているはずなのですが、「適量」は「ちょっとほろ酔い気分になる直前でやめる」という量です。それは酒呑みにとっては生殺し状態ですから、基本的にそんなこと無理!
確かに酒を呑むとそれ自体のカロリーだけではなく、食欲も増し、気分(交感神経)も高揚します。でも、昔のアル中の人はみんな栄養失調でゲッソリしていました。今のアル中の人はみんな栄養過多で赤ら顔の大きなおなかをしています。結局、酒が悪いと云うよりも、酒の肴が悪いんじゃないか、精進料理を肴にして呑むなら大したことないんじゃないか、というのが、昔から持っている私の持論です。
ま、ノンベがノンベの弁解をしてもあまり説得力がありませんかね。
ちなみに、5、6年前に毎晩の晩酌を小さなコップ1杯(アルコールの種類に関わらず)にしてみたらすぐに5kg痩せました。でも、2ヶ月前から断腸の思いで「月水金曜日禁酒」をしてみていますのに、ちょっと太ってきた気がします。
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