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定説には必ず逆説がある

健康に対する情報が巷にたくさん溢れています。特に食については多くの説がまことしやかに主張され、どれが正しいのか悩むことは多いと思います。

平成17年に食育基本法が成立しました。骨子になるものの中には「きちんと朝食はとるべき」「牛乳は理想の食材」「塩は病気の源」など、これまでの定説を踏襲したものを多くみることができます。皆さんはそれを当然だ、と思っているかもしれません。でも、多くの人が認めているような定説には必ずそのアンチテーゼが存在することを忘れてはいけません。私は、定説が確固たるものとして認められれば認められるほど、必ずその逆説を説いた本を探して読んでみることにしています。すると、不思議なことに、意外とそれの方が正論かもしれないと思える意見にたくさん出会います。

たとえば『牛乳神話完全崩壊』(外山利通著)。牛乳がいかに身体に良くないかを説いています。この手の本は大きな本屋に行けば何冊も並んでいますが、子供の頃や妊娠中に「牛乳こそ理想の食材」と教わった常識を覆す勇気がないと読まないでしょう。私は、骨密度の低い人には「まちがっても牛乳は飲むな!」と云っています。必ず怪訝な顔をされます。

たとえば『生活習慣病に克つ新常識-まずは朝食を抜く!』(小山内博著)。2年前に試しに実行してみてから、すこぶる体調が良いのでそのまま今でも続けています。痩せたかったら朝飯は食うな!という理論ですが、もともとは活動前にモノを食べると胃が荒れる、という話です。多くある同じような説の中で、この小山内先生の屁理屈が一番しっくりきました。

こんな逆説を皆さんに試してほしいと云いたいわけではありません。でも昔の偉い先生が語ったからと云って必ずしもその固定観念が正しいとは限りません。興味があったら読んでみてください。納得できたら試してみてください。こういう説を知っておくと、質問されたときに幅が出るだけではなく、自分の頭が柔らかくなることに気付きます。

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