産経新聞社
昨日、私宛に産経新聞社の封筒に入った郵便物が届きました。以前、メタボリックシンドローム撲滅委員会が行った「特定健診・特定保健指導」に関するアンケートにお答えしたことがありましたが、厳選な抽選の結果(ホントかいな?)私が当選したそうで、5000円の図書カードと一冊の文庫本が送られてきたのです。
本の題名は『専門医がすすめる「特定健診・メタボ」攻略法』(和田高士先生著)。これから始まる特定健診・特定保健指導に対する一般の方向けのハウツー本です。http://www.ascii.co.jp/books/books/detail/978-4-7561-5054-7.shtml
この時期、厚生労働省や各自治体、国保連合会や共済組合などの各組織、あるいは多くの健診機関から、「4月から始まる特定健診・特定保健指導とは何ぞや?」という内容の文書が溢れるほど出てきています。もちろんうちの施設でも作っています。ただ、うんざりするほど似たような面白くない文章が並び、読んでいてもすぐに頭の中は混乱してしまい、明らかな拒絶反応を起こすこと必至の状態です。それでなくてもまだ混沌としている中での見切り発車なのに、する側もされる側も、始まる前から憂鬱になってしまいそうです。
そんな中、この本は何だかちょっと違うみたい。陳腐な題名ですし、書店の店頭に並んでいてもきっと手に取らないだろう地味な体裁で、今回のように勝手に送られて来てなかったら絶対読んでなかったでしょう。でも、この東京慈恵会医科大学新橋健診センターの和田先生の文章は、学者さんのものとは思えない分かりやすさで、簡単に入り込んでいける印象です。こういう先生はきっとお話も上手いのでしょう。残念ながら、手に入れた直後にうちの某保健師さんに持って行かれましたので細かく読めるのは来週になりそうですが、どうせ読むなら、この本、断然お薦めです。
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