「心臓の暗号」
せっかく埃の中から引っ張り出した本なので、各章の頭に書かれた名言を写してみました。全14個のうち私が気に入った9個だけを並べてみます。サイエンスの本なのに、科学と云うより心理学や哲学や宗教学に通じるものが多く、私はつくづく理系ではないなと思います。
●「心はわかっていても、頭は否定する。ほかに方法があるだろうか?」(スティーブン・ソンダイム)
●「心臓にはそれなりの道理がある。ただ道理のほうが気づいていないだけだ」(ブレーズ・パスカル)
●「自然の法則を越えるような奇跡は存在しない。奇跡とは、自然の法則に関する我々の知識を超えて起こるものを指しているだけだ」(聖アウグスティヌス)
●「氷になってしまった水は、かつて水だったことを覚えているだろうか?」(カール・サンドバーグ)
●「私はなんとすばらしい人生を生きてきたのか!願わくば、もっと早くそのことに気づきたかった」(コレット)
●「真の発見の旅とは、新しい大地を探しもとめることではなく、新しい目でものを見ることだ」(マルセル・プルートス)
●「この世にあるすべてのものには、隠された意味がある。人間、動物、樹木、星、すべては何かの象徴だ」(ニコス・カザンザキス「その男ゾルバ」より)
●「二つの人格の出会いは、ちょうど異なる化学物質の接触のようだ。反応が起これば、どちらも変質する」(カール・ユング)
●「良かれと思うことを心に押しつけるのをやめれば、心は魔法を降りそそぐ。苦痛のさなかにあっても、歓喜の瞬間へいざなってくれるはずだ」(トマス・ムーア)
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