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発達障がい

「のび太・ジャイアン症候群」や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、あるいはアスペルガー症候群など、単なる自閉症や学習障害(LD)で括られない、新しい概念が生まれています。

そんな中で、「障がい」という表記が急に増えたことに気づきませんか?つい1年前(2007年春頃)から、「害がある人」という意味に受け取られるのは好ましくないという理由で、「害」という漢字を使わず「障がい者」と表記する動きになっているのだそうです。ことばというものは本当に難しいものです。当事者ではないから軽率には書けませんが、最近はちょっと行き過ぎではないかとも思います。もともとの「障碍」の「障」は差し障り、「碍」は妨げ。その「碍」が当用漢字外なので「害」を当てはめたのだと辞書には書かれています。もともと「害」にも障りや妨げという意味があるのに、あえて、害虫の「害」の意味に受け取られかねないからと配慮するのは、何か本末転倒のような気がします。そもそも「障害」を「障がい」に変えたら気が済むものなのでしょうか。「障害者」ということば自体が不愉快だという気持ちは理解できます。せめて「障害をもつ人」にするのが思いやりでしょう。

4月1日から「後期高齢者医療制度」が始まりましたが、「後期というのは『もう死ぬ前』という意味か?」「はっきりと『姥捨て山制度』と云え!」とか、該当者からの批判が溢れたために、その日のうちに「長寿医療制度(通称)と云いましょう」と首相や厚労大臣が慌てて発表しました。ずっと前から分かっていたことなのに、そんなことを云われるとは思っていなかったんでしょうか。たしかに、政治家さん自身はことばにもうちょっと神経質になった方がいいのかもですね。

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