リボン・リボン・リボン
最近、にわかに、車のステッカーやスーツの襟バッジのリボンマークが目立つようになりました。私が最初に関わったのは「ピンクリボン運動」です。これは乳がん撲滅キャンペーンのシンボルで、ここ数年で一番有名になったものだと思います。先日は、秋吉久美子、オセロ中島、観月ありさなどのチャリティーヌードでも話題になりました。
そのほかにはどんなものがあるか調べてみました。
「ブルーリボン運動」には3つもの種類があります。●反検閲運動(インターネットでの言論の自由を守る:アメリカ発祥)、●北朝鮮日本人拉致被害者救出運動(日本)。●受動喫煙防止運動(カナダ発祥)だそうですが、私は受動喫煙防止だけしか知りませんでした。
「レッドリボン」はエイズ患者への偏見・差別撲滅運動、「オレンジリボン」は児童虐待防止運動かあるいは反盗聴法反対キャンペーン、「グリーンリボン」は環境保護運動かあるいは移植医療のシンボル(臓器移植、臓器提供意思表示カードの普及・啓発)、「シルバーリボン」は脳に障害がある人への偏見をなくす運動、「空色リボン」は性同一性障害の理解かあるいは性犯罪を「いたずら」と呼ぶのはやめよう運動、「ターコイズキャンペーン」は大人の発達障害者への適切な支援を求める運動、さらにリボンではないが「ブルークローバー」は前立腺がんの早期発見・治療の啓発シンボル・・・。まだまだ信じられないくらいたくさんありますが、あとは自分で探してください。
到底覚えられませんし、同じ色でも全く違う意味があって、違う主張を同じ形で表してる場合も少なくありません。かなり野放しなブームのように見えて、ちょっと食傷気味です。せっかくの真面目な運動なのに、もったいない気がしてなりません。
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コメント
お医者さんですか・・・。
神経線維腫症もブルーリボンて
書いておいて下さいね。
投稿: | 2010年10月 1日 (金) 20時47分