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友人がいれば血圧が下がる

「高齢者において、人付き合いを活発にして友人を作ることは、血圧を下げる点で減量や運動と同等の効果がある。」

白人・アフリカ系・ヒスパニック系の米国人229人を対象にして、「孤独」と「非孤独」で比較した結果だそうです(Psychology and Aging 2006;21:152)。「孤独」の人は「非孤独」の人より血圧が平均で30mmHgも高くなり、しかもその傾向は年齢が上がるほど大きくなるようです。

実は、この研究の対象者年齢の中につい最近になってわたしも入ってしまいました。「この歳でもう高齢者扱いか!」・・・何よりもそのことがショックです。そして、今しみじみと考えてしまいます。わたしには友人がいないわけではないけれど、人付き合いが活発だとは云えないんじゃないか。「孤独か?」と聞かれると「孤独ではない」と云いきれない気がします。妙に不安な夢を見て夜中に目覚めたあと、これからの人生が急に不安になったことが時々あります。こんなこと10年前には絶対なかったな、と思います。昔、仕事に大忙しだった部長が急にゴルフを始めました。「ゴルフなんて定年になってからやればいい」と云っていたのですが「そんな歳になってから始めたって誰も付き合ってくれませんよ」と奥さんに云われたのがとても堪えたそうです。

まだ定年までにはかなりの期間があります。新しい人付き合いかぁ。・・・こんなため息をついていると血圧が上がるわけだ。何となく分かる気がします。それが分かる歳になったのがこれまたちょっと寂しいのですが。

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