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そうめん

「そうめん(乾麺)一把には塩分が2.8g含まれています。」

先日、健診センターの栄養教室で勉強していたとき(高血圧治療中の身ですので自分でもしっかり勉強しなきゃ)、管理栄養士の先生からこんなショッキングな事実を知らされました。大きな梅干しでも塩分は2gです。1日の摂取塩分10g以下、わたしのような高血圧者は5g~7g以下が推奨摂取塩分量ですから、そうめんを1人前食っただけでもうその日は何も食えなくなるかもしれんてことですか!?

もちろん茹でる作業で大部分の塩分は出ていってくれます。しっかり水切りして食べるとかなり違うはずです(それをわざわざ辛目のつゆにたっぷり浸けたんじゃあ本末転倒でしょうけど)。でも、この数字はかなり意外でしょう。塩分制限というと、すぐに塩や醤油を思い浮かべますが、日本人の塩分摂取の主体は加工製品だそうです。ハム・ソーセージ、ちくわ・かまぼこ・チーズなども含有量の多い食材です。それにまたわざわざ醤油をかけたりする人もいます。わたしの日々の生活を棚に上げて申し訳ありませんが、くれぐれもご注意ください。

ところで、そうめんを食べるときにつゆに生姜を入れます。なぜでしょう?実は生姜に利尿作用があるからです。摂取した塩分をできるだけ早く体外に出す効果があります。昔の人はそういう生活の知恵を普通に知っていたんですね。

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