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携帯電話

携帯電話から発せられる高周波がガンを誘発するという話は以前から云われており、それだから携帯電話は使わないとかピッチに代えたとかいう人を何人も知っています。あまり信用できる証明がなされていないとか、旧型の携帯電話の話であって新型機種ではきちんと対応してあるから心配要らないとかいう企業側の反論も耳にします。

そんな中、この度イスラエルのテルアビブ大学のSadetzki博士が、携帯電話と唾液腺(耳下腺)腫瘍の関連について、アメリカの疫学の学会誌に投稿し採用されました(つまり科学論文として認められました)。携帯電話を顔の横に当てて使用する多用者は携帯電話を使用しない人に比べて、主唾液腺(耳下腺)に腫瘍が発生するリスクが約50%増加したという報告です。また地方に住む人ほど増加していました。イスラエルはかなり昔から携帯電話を多用している人が多い国民であり、また地方ほど高周波の出力が強くなっていることが特徴です。対抗策は、ハンズフリーの状態で遠くに本体を持って通話し、通話時間や回数を極力短くすることだ、とまとめあげているこの論文は、この携帯文化の中でどの程度日の目をみるでしょうか。

日本人が使う機種は彼らの使うモノよりもしかしたら新しいのかもしれませんが、今や子どものときから携帯をもつ時代ですから、若い世代の生涯暴露量は私たちの世代のそれの比ではありません。DocomoもauもSoftBankもこぞって家族間通話を無料にして子どもと親のコミュニケーションに携帯電話を!とキャンペーンしている最中です。この論文のような事実が一部の健康オタクの戯言ではなさそうだということは知っておいて損はないと思います。かく云うわたしは、電話をかける勇気があまりなく、極力メールで使用する派ですが、携帯そのものは肌身離さず持って歩いていないと安心できない人種のひとりです。

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