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からだが訴えていること

若い男性受診者から相談を受けました。「最近いつも胃が痛く胃薬を飲んでいますが効きが今ひとつです。ただ、土日は薬を飲まなくても全く痛くなりません。ストレスでしょうか?それから、目の近くがピクピク動くようになりました。以前はたまに片目だけでしたが、ここのところ毎日両眼に出てきます。これは関係があるでしょうか?」

彼はその悩みのために健診を受診したのですが、本人の目の前で確認した胃カメラの画像はとてもきれいでした。「これだけ胃がきれいなのだから胃炎や潰瘍でないですね。一番考えやすいのはストレス性の胃けいれんみたいな症状でしょうかね。」と答えました。目の周りのピクピクは大部分は眼の疲労症状ですからまずは眼を休めるのが得策でしょう。「ストレス」ということばはなかなか奥深くて一筋縄ではいきませんが、基本的には自律神経(交感神経)緊張状態の症状をもたらすわけですから、交感神経を落ち着かせる薬で簡単に改善するかもしれないと思います。胃薬はけいれんを取るタイプのものをもらうと効くかもしれません。

でも、そんな話をしながら、「本当は自律神経がいろいろな手段を使って『おまえ(=自分)は身体が疲れきっているぞ!普通じゃないぞ!』と訴えているのではないか?『だから心身の休養を取れ!』といってるのじゃないか?そんな忠告を無視するように薬で押さえつけてしまって大丈夫なのか?」ということが妙に気になり始めてきました。素直に彼にそう話したら、「たしかにそうですね。」と彼は笑って答えてくれました。

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