タバコがなくならない
わたしのタバコ歴は大学3年か4年くらいからだったと思います。きっかけなんて覚えていません。別に長生き志向もなければ将来の夢もないわたしは、健康のために禁煙するなんて気は毛頭ありませんでした。妻は嫌がっていましたので、自宅を新築したときに自宅での喫煙が禁止になりました。医局に喫煙スペースがあった間は仕事をちょくちょく抜け出しては一服していました。他の科の先生との大事な意見交換の場でしたから(みんな必ずこう云いますね)。それが建物の軒下に移動されたあたりから面倒くさくなって職場での喫煙をしなくなりました。仕事中に吸うことはなくなりましたが、宴会などでは貰いタバコを続けていました。2年前に職場が敷地内完全禁煙になったとき、なぜだかわたしは「禁煙担当(禁煙パッチ処方担当)」にさせられました。表向き吸うことができずにいましたが、それでも宴会中の貰いタバコは時々やっていました。ただ、最近はそういう吸い方をすると必ず翌朝吐きそうになりますし、決まってひどい二日酔いになります。どうも、身体自体が受け付けなくなってしまったようです。2日前に半年ぶりくらいに1本吸わせてもらったら案の定翌朝は二日酔いになりました。
タバコが100%身体に悪いことは、もはや周知の事実です。この事実にはまったく逃げ道はありません。世界中がそう宣言しています。なのに、なぜなくならないのでしょう?ケシの花があれだけ問題になったのにタバコ栽培が禁止にならないのはなぜでしょう?日本ができないのはわかります。政治家が牛耳っているからです。大事な収入源だからです。アメリカがそうしないのは、日本みたいな国に売れば売れるからだと聞きました。でも、ヨーロッパを初めとして、製造中止にするか販売禁止にするかしている国がどっかにあってもいいのじゃないかと、いつも不思議でなりません。
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