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「リセット禁煙のすすめ」

乗りかかった船なので、磯村先生の「リセット禁煙」の話を続けます。講演会のアンケートにお答えしたらその翌朝にはメールが届き、1週間後には「リセット禁煙のすすめ」(東京六法出版、500円+送料160円)が届きました(http://www.t-roppo.com)。

「まだ禁煙するな!この本をきちんと読み終わるまでは禁煙をするな!」と云い切るこの500円の本は、なかなか魅力的です。「タバコについての気づき、5~6回の気づきの連鎖反応を起こすことでそれまでのタバコに関する誤った思いこみをすべてリセットして、タバコの真の姿を理解する。もともと渇望して吸っているわけではないタバコなので、自然に吸う気がなくなってしまう。」・・・これが「リセット禁煙法」なのだそうです。この方法は、禁煙成功率もさることながら、再喫煙率が驚異的に低いことで脚光を浴びています。それは努力型禁煙法ではないからだそうです。

酒の席しか吸わないから「ほとんど禁煙した」という人は、禁煙することを諦めた人だ。本数が減るほどタバコはおいしくなる。「軽いタバコ」はフィルター付近の穴の大きさが大きいだけで葉っぱは同じ、実際に吸うときにはその穴を潰すから本当は軽くない。メンソールタバコは初めて吸ってもむせない様な麻酔薬が入っている。・・・本題とはあまり関係ないけどこんな話をちょっと面白く思いながら読みます。失恋した相手を忘れようとするのがこれまでの努力型禁煙法だ。タバコを忘れるために飴玉を舐めても止められないのは楽しくないから当たり前。タバコは完璧な詐欺師だ。なかなか語録が多すぎて書きつくせません。

「8月1日から禁煙を始めます」とわたしに宣言してくれた若手職員の男性がいましたので、この本を貸してあげました。

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