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Hanage(ハナゲ)

「背広を着た縄文人」~縄文から現代における環境変化と人類の病気~という本があります(だそうです)。SRLが発行した非売品らしいので読むことはできませんが、その本を元にした日立の座談会ページがあり、面白く読みました(http://133.145.224.19/products/personalhealthcare/metabolyzer/interview/vol3/index.html)。

興味のある人は直接読んでもらうとして、その話の中に「痛みが定量化できない」という話がありました。痛みがあるから身体は異常を察知し防御態勢に入ることができるわけですが、同じ痛みでも人によって感じ方が全く違います。他人の痛みは分かってやれません。自分の痛みと他人の痛みを比較する基準がないのです。そんな「痛みの単位」として「Hanage」という単位が話題になったことがあります。わたしも何となく聞いたことがあります。鼻毛を1本抜くときの痛みを「1 Hanage」と定義するというものです(http://homepage2.nifty.com/rumor/sonota/hanage.htm)。面白いことに、痛みはS状カーブを描くのだそうで、針で刺したような小さな侵襲でもとても痛く感じるのに、ある程度強くなってくると痛みはほどほどに抑制されます。だから100本の鼻毛を抜いても5 Hanageくらいにしか感じないようにできているのだそうです。この痛みの程度を制御しているのが「アナンダマイド」という脳内物質なんだとか。

この「Hanage」、チェーンメールで広がってしまったデマだったのですが、あまりに良くできていたので都市伝説になったとか。そういえば、いろいろなウイットに富んだ新しい単位のアイデアがたくさん出てきた記憶がありますが、あれがそのころなんですかね。

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