モチベーション
モチベーション(目的意識)を高く保つのが成功の秘訣!
何事においてもそれは云えるのでしょうが、生活習慣改善のための生活療法を高い位置で保ち続けられるのはまさしくモチベーションを保てるかどうかにかかってしまいます。先日、うちの施設の生活改善プログラムで頑張っている会員さんと面接をしていて、そのことが話題になりました。
簡単に「モチベーション」と云っても、その目標設定を見つけだすのはこれがなかなか難しいのだというわけです。保健師や運動指導士のような指導者たちは、「これをしたい」「こんなことのできる身体になりたい」といえばそれをかなえられるための最適メニューはすぐ作ってくれるのでしょうが、「何をしなさい」「何をしましょう」という無理強いはしません。「目標は自分で見つけなさい」「夢でもいいから」、と云われますが、今までそんなことを考えたこともない人生で、「夢」を大急ぎで無理矢理見つけだすことほど難しいことはないでしょう。
「老後のために今のうちに趣味をみつけなさい」と云われて、やれカメラだガーデニングだウォーキングだ釣りだパソコンだと始めて見たところで、もともとしたかったわけじゃないのだからあまり面白いとも思わない。でも他にすることもないから続けている。そんな方はきっと少なくないでしょう(わたしもそんな感じかも)。これと同じようなものです。何でもいいとはいえ、夢でもないものを夢に設定するのはちょっとおかしいかもしれません。
せめて、あなたの今の身体なら「こんなことはできる」というような具体的なサンプルくらいは提示してもらいたい、という要望でした。なるほど納得できるご意見でした。
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