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リレー質問

演劇部時代の先輩から突然「今まで観た芝居の最高と最低は何か書け」という質問を受けました。記憶力が落ちきっているのでちっとも思い浮かばず苦労しました。自分で何を書いたかわからなくなりそうなので一部コピーしておきましょう。

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さて、どんな芝居が私に影響を与えたでしょうか?映画なら、最高は「スティング」と昔から答えることにしていましたが、芝居はどうでしょうね。

「最悪の芝居」はたぶんないです。「こんなもん見てられん」と芝居の途中で席を蹴って劇場を出たことはないです。あ、1回ありました。大学時代に母がチケットを買ってくれて大分文化会館でみた、なんか有名なミュージカルでした。主だったキャストが全員サブの役者さんに入れ替えられていて、「田舎だからバカにしているのか?」と思いました。踊りや台詞もミスだらけで、芝居などに縁のなかった母がわざわざ息子のために高いチケットを手に入れたことを思うと悔しかったです。

若い頃はいつも芝居は批評をするものだと思っていました。身内でもプロでも、批判をするつもりの厳しい目で見ていても素晴らしいと思える芝居こそが素晴らしいのだ!と思っていました。そういう意味では、残念ながらまだそんな「素晴らしい芝居」をみたことはありません。でも、東京に住んだ頃から、批判はやめました。芝居は楽しむものだと思うようになりました。できるだけ面白いところをみつけようとしながら芝居を観るようになりました。そうすると、どれも面白いんですが・・・第三舞台、夢の遊眠社、東京乾電池、加藤健一事務所、SET、ナイロン100°Cなどが浮かびますが、「最高の芝居」といえるのは、浮かばないなあ。自分がやっていて一番だと思ったのはやはり「あの大鴉、さえも」ですかね。理由は、無理やり泣かせることもなく、最後に余韻を残しながらいつ終わったかわからないところが、いい(私は、サビで大感動させるような芝居より、さらっと笑わせてさらっと泣かせてさらっと終わっていく芝居が好き)。

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