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「ちょい悪」血圧

<「ちょい悪」血圧、ご用心 脳卒中などの危険が倍に>という見出しの記事が、2008.9.19の朝日新聞に出ていました(asahi.com)。

日本人は、欧米人に比べてはるかに脳卒中を起こしやすい人種です。その最大の危険因子が「高血圧」なのですが、その基準を日本人の多くがとても甘く見ています。メタボリックシンドロームや特定健診の基準が「130/85mmHg未満」とあっても、あるいは普通の健診で「140/90mmHg以上を高血圧と云う」と云われていても、ほとんどの人がピンときていません。150/90mmHgでも「ちょっと」高かった、などと云っています。明らかな症状がないからあまり怖くないようですが、日本人の高血圧の特徴は「症状がないこと」ですので、お気を付けください。

さて、そんな中で、今回の国循と医師会の共同研究はとてもインパクトの強い結果でした。何より、日本国民の結果であって、決して外国のものではないということが大事です。その結果、「至適血圧(120/80mmHg未満)」の人に比べて、メタボ基準の「正常高値(130/85~140/90mmHg未満)」の男性は脳卒中か心筋梗塞を起す危険度が2.5倍もあるというのです。さらに「正常(120/80~130/85mmHg未満)」であっても男性の場合は2倍。これにはさすがに驚きました。日本語はむずかしいものですが「正常」は落第しない点ではあっても及第点(至適)とはいえないわけですか。女性には女性ホルモンという大きな味方がありますから男性ほどの結果は出ていません。でも、男性に多い理由は、喫煙者や常習飲酒(毎日2合以上)や肥満者が対象者に多かったからだと書いてましたから、これからの時代は性差がなくなるかもしれませんね。

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