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ちいさな文字

「先生、新しいパンフレットの原稿ができましたので、チェックしてください。」

そういいながら若い方々が持ってくる文書の印刷文字があまりに小さいので凹んでしまいました。あるいは「詳細は添付資料をみて下さい」というその資料がA3書類をわざわざA4に縮小コピーしてくれたりします。たしかにエコではありますが、初めから降参です。

いつの頃からか小さい字が認識できなくなりました。近づけても遠ざけても見えないモノは見えません。中学の頃に目を悪くして以来近視の人生でした。昨年、合わなくなったコンタクトレンズを新しくしようと眼科に行って、遠くをきちんと見えるように調節してみたら、なんと驚くことに手元に持った普通の絵本の文字が全く読めませんでした。字は見えているのです。でも何と書いてあるのか理解できません。ちょっとやそっとでは立ち直れないようなショックでした。とうとう眼筋が歳をとってしまって、「これを老眼というのだなあ」と思うとちょっと寂しくなります。結局、遠くも近くもほどほどに見えるように中途半端に調節しましたが、返って疲れますので、困っています。

そんな目になって初めて分かることがあります。「小さすぎれば、字は読めない」という当たり前の事実です。パンフレットを読むのはわたしより高齢の方々が大多数です。内容や誤字脱字云々よりも前に、「こんな小さな字じゃ、だれも読まんわ!」と怒鳴ってみたり。むかしはわたしも気にしなかったことだから、若い人にはきっとわかんないでしょうねえ(と書きながら、わたしは若い人の組に踏みとどまりたい!と足掻くのであります)。

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