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心のスイッチ

久しぶりに、BSjで「カンブリア宮殿」を見ました。

今週は、 「やる気のスイッチを入れる極意!教えます。」

廃校の危機を独自のゆるぎない理念と行動力で乗り越えて、7年で偏差値を20%アップさせた品川女子学院の漆紫穂子校長がゲストでした。齢16~18歳の高校生たちがあそこまで自主性を持って明確な人生ビジョンと高いモチベーションを維持させている現実をみると、ちょっと「ホントかいな」と疑ってしまいます。そんなしっかりしたお嬢さんたちが自ずと選ばれて集まって来るのは確かなのでしょう(わざわざ「んなの、かったるいよ~」とか云ってる女の子が中学入試を受けにくるとも思えません)が、それだけならもっと受験勉強のプロのような私立学校は他にもたくさんあることでしょう。でも、この学院のお嬢さん方はなんかみんな、平然と輝いています。

「『うちの子は全然やる気がないのです』と親御さんは云いますけど、一日中やる気がない子はほとんどいません。子どもたちはどこかでオンになっています。友達と話したり、部活をしたり、あるいはゲームをしたりするときだけはやる気がでていたりします。」・・・漆さんはそう話していました。生徒たちの心のスイッチをオンにさせる「28プロジェクト」。28歳の時に自分が何になっているかを想像して目標とし、それになるために自分で逆算して、今何をするかを各々で考えて実践していく教育です。そのためには、決算書の読み取り方の講義があり、経済学者の講義があり、通学かばんの改良と製品交渉を自分たちでさせ、学園祭では各クラスで会社を設立して株主総会までやり、いろいろな場面で自分のスイッチをオンにさせるきっかけが転がっている様子でした。

やる気のスイッチをオンにさせる、というのは、私たち生活習慣病の生活指導をする立場としても、とても重要なポイントなのです。

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