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情熱のジレンマ

キノシタさん。「自立支援法」へのコメントをありがとうございました。

わたしは部外者の素人なので何も助言はできませんが、キノシタさんは今、この世界で生きていく上で一番難しい位置にいますし、一番面白い位置にもいますね。ただ我武者羅に当事者と向き合えばいい世代とも違うし、組織や社会を変えて行くにはすこぶる無力。とてもやり甲斐のある世界ですが、逆に一番報われない世界でもあり、マザーテレサの精神で頑張っていても、ただの自己満足なんじゃないかという葛藤にさいなまれましょう。でも、あなたのとても真摯で情熱的なプロとしての仕事への葛藤をみると、「めぶき園まつり」の辺り一面に漂った優しい空気が、さもありなんと納得できるのです。『めぶき園』ということばでパソコン検索をしたとき、ある自閉症児をもつお母さんのブログに行き着きました。息子さんが「めぶき園」のショートステイを楽しみにしてるという話です。そこに書き込まれたコメントの内容も読みました。こういう本音の話の中に本音の現実が見えてくるのですが、きっとこの丘の上の小さな施設は、世界に誇れる大きな理念に守られているのだろうなと思いました(ちょっと褒めすぎ?)。

わたしたちの健診施設が何かの成果を発表すると、「あなたのところだからできるのよ」と掃き捨てられます。キノシタさんのところもまた、「めぶき園は素晴らしい。でもめぶき園だからできるのよ」と云われているかもしれませんね。自分たちの小さな施設が世界一になったところで、自分たちが求める理想の社会作りには「屁のつっぱりにもならん!」ほど微々たる成果かもしれません。でもその小さな一歩の発信がない限り何も前には進みません。現在、自閉症がものすごい勢いで増えています。社会環境がそうさせたのも事実、何でもかんでも「自閉症」のくくりで病名をつけて隔離したのも事実でしょう。でもそのためにこれまで社会から隠されていた哲学者たちが表舞台にでるチャンスも増えたと思います。難しいことでしょうが、「タブーからの脱却」のためにも頑張ってください。

哲学者たちの友人に対して凄く嫉妬しているおじさんが、じっと見守っております。

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コメント

…感謝。
感謝。もうそれしか思い浮かびません。
僕は熱血漢でも真摯でもないけれど、こうしてサポートして下さる文章を謙虚に受けとめ、自分のスタンスと求められるスタンスを見つめて、これからも行けるところまで頑張りたいと思います。(堅すぎますか?(^-^))

ときどき弱音も吐きます。それでもいいですよね。
弱音が愚痴にならないように、意識的にプハッと息抜きします。


先生、あざーっす!!
(意識的に柔らかくしてみました)

もとい。感謝ですm(__)m

投稿: キノシタユウイチ | 2008年11月 7日 (金) 20時35分

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