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デジタル時代のアナログ

健診を受けてみたらいわゆる「メタボ」に該当したため、うちのフィットネスジムで改善を試みるプログラムに取り組んだ皆さんの卒業試験が行われました。

その報告書の確認をしました。数字だけが並んでいる、とても味気ない報告書でした。良かったのか悪かったのか、頑張ったのか頑張りが足りないのかの「評価」がないのです。高い金を払って個別にべったり指導を受けるプログラムもありますが、それと違って集団で指導を受けるこのタイプのプログラムではこれが限界なのだと云われました。各々の生活に細かく入り込んでいないので詳しいアドバイスができない、できる人とできない人があると平等性に欠けるからしない、コメントを入れると人数が増えたときに対処できなくなる危険性があるから初めからしない・・・コストパフォーマンスとしての限界と平等性の維持のためだということは良くわかるのですが、やはり寂しい気がしました。機械的に準備されたサンプルをクリックしてコメント欄に入れる報告書もあります。無いよりはマシだけれど、形だけの年賀状みたいであまり好きになれません。

私だったら、きっと、可能な限り意地でも手書きで何か一言だけコメントを書き込むだろうな。デジタルだらけの流れの中にアナログがちょっと入り込んだだけで、一瞬にしてすべてが優しくなるように思います。もらった人が、初めてスタッフと一対一になった感覚になれると思います。毎年、わたしはそんな思いで年賀状に書き込みをしています。人数が増えて大変になったら、その時に考えたらいい。

「たしかにそうですね。ちょっと考えてみます。」・・・わたしの想いを聞いてくれたスタッフの一人がそう答えてくれました。その柔軟な答えに、ちょっと嬉しくなりました。

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