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「学術の動向」

以前、メタボリックシンドロームに対する運動療法について独立行政法人国立健康・栄養研究所の田畑泉先生にご講演をいただいたときに、ネット検索をしていてこの雑誌の存在を知りました。その名が「学術の動向」http://www.h4.dion.ne.jp/~jssf/text/doukousp/です。日本学術協力財団 という団体が出している月刊誌です。その名の通り、日本で行われている科学や学術の講演会・シンポジウムの内容がタイムリーにしかも事細かに載っています。何が凄いって、1冊756円のその雑誌に掲載された文章のうち、特集の記事はすべてがPDFの形で全文掲載されているのです。田畑先生のお話は2006年5月号の「ライフスタイルと健康」という特集の中で「身体活動の増加は健康増進にどこまで貢献できるか-そのエビデンス-」という形で載っていましたので、印刷して前もって予習することができました。

あのときにその周辺の記事も読ませてもらいましたが、どれもとても面白かった記憶があります。そのときにはたしか、「ライフスタイルと健康」(2006年5月号)と「スポーツの科学」(2006年10月号)を読みました。とてもタメになりました。メタボや運動に携わる仕事をしている方は必見です(くどいようですが、無料です)。

医療関係者の方(あるいは内容に興味がある方)で、トピックスな考え方を知りたいと思ったら調べるときにちょっと覗いてみてください。バックナンバーも全部掲載されています。ちょっとばかりマニアックな世界にハマれるかもしれません。

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