« 正月の風景 | トップページ | 計画表 »

段取り達人

1月4日(日)の朝に「カラダのキモチ(TBS)」というテレビ番組を観ました。

家一軒分の荷物をトラックに積み込ませると、新人の引越し業者さんの指示では45分かかりました。でも同じことを達人がするとその半分の時間で済んでしまいました。何が違うのかというと、トラックの荷台にすべてを詰め込んだ最終的な姿を具体的に「イメージ」できるかどうか、のようです。きっとわたしも、新人さんと同じようにとりあえず箱モノを運び出して奥から詰め込むことを考えます。でもそれでは定型でないものを入れるのに必ず死腔ができるのです。当たり前のことです。それをパズルでもはめ込むようにアタマの中で一旦きちんとシミュレーションして、一部の隙間もない形できれいにしまいこんでしまう達人の技(技というよりアタマの中)は、天才だ!と感心しました。

回り道をすることや無駄なことが大嫌いな人がいます。そういう人たちのアタマの中ではこんなシミュレーション作業が常時繰り広げられているのかもしれません。彼らは活発にアタマを使うことを楽しんでいるのでしょう。将棋や囲碁をしたらきっと得意なのでしょうね。でも、今のわたしはそんな人たちにあまり憧れません。わたしのような固くなった(今に始まった固さではないのですが)アタマの構造ではそんな作業は難しいですし、効率の良いスマートな生き方自体、もともと得意ではありません。でも、むしろあの新人さんのように、出したり入れたり試行錯誤しながら右往左往して、無駄な時間をかけて少しずつ形にしていく不器用な過程が、最近だんだん好きになってきました。

|

« 正月の風景 | トップページ | 計画表 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 正月の風景 | トップページ | 計画表 »