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パンデミック

40年以上起こっていない新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)が、そろそろ起こるといわれてます。妻夫木君主演の「感染列島」は、まさしくそんなパンデミックの恐ろしさを具体的に表してくれている作品のようです。

わたしが産業医をしている企業の保健師さんが、「職員に新型インフルエンザに対する緊迫感がありません。衛生委員会で一言云ってください!」と訴えてきました。・・・でも、実はわたしもあまり重篤感を抱いていないんです。SARSが世界中を震撼させてからもう5年になります。その翌年も小さな流行がありましたが、そのままパンデミックになりませんでした。鳥インフルエンザからの変異が一番懸念されていますが、偶発的に起きるときの致死率が異常に高くても大流行したらそんなに高くならないだろうと云われています。これまで大流行しなかったのは、鳥インフルエンザ発生後の処置を速やかにしたからだと云われていますが、もしかしたらしなくても流行らなかったかもしれないという意見もあります。たしかに大流行するとみんなが寝込むので社会の産業(特にライフライン)が動かなくなる懸念や皆が病院に行って病院がパンクする懸念がありますから、やるべき手段(うがい、手洗い、マスクなどによる予防やワクチン、治療薬の備蓄など)はきちんとすべきだと思っています。

鳥インフルエンザ発症が確認されると、感染していないトリも併せて全部ひっくるめて処理される(殺される)ニュースを見るたびに、胸が痛くなります。トリ自身は何もやってないのに、人間の都合で大量虐殺されます。しかし、まるで外車の修理のように「商品の一括処理」をするような行為が、かえって自然のバランスを壊して、もっと激烈な変異を起す助けをしている危険性はないのでしょうか?

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