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一生の不覚~酒の懺悔

正月早々からきたない話で恐縮です。

父親から酒飲みの血を引き継いで、ほとんど酒に飲まれることのない人生を歩んできました(はいはい。わたしがそう思っているだけです!)。外では自然にセーブしますが、不覚にもせっかくいただいたものをすべて吐いてしまった経験が2回あります。

人生最初の不覚は、大学入学後にあった出身高校の新入生歓迎コンパでした。下宿屋に帰ってからやらかしました。隣室の先輩方に「酔ってませんよぉ~」と酔っぱらいことばで絡みながらやらかしました。空いていた3畳の部屋に寝かされましたが、初めて飲んだ「白波」の臭いが(当時の白波は臭かったぁ)消えるにはかなりの日数がかかりましたし、1年間は白波の文字をみるだけで吐きそうでした。

次の不覚は、研修医で入局したときの歓迎会でした。勧められるままに飲んでいて急に催しました。何とかトイレまでがまん!と小走りしましたが、こらえきれずに途中でやらかしました。ちょうど吐いた目の前に教授がおられました。面目ない医者デビューになりました。それ以降「先生、お酒はほどほどにしなさいよ。」と云われ続けました。

家に帰った途端にグデングデンになるのは茶飯事ですが、外では平然とスマートに酒を飲むのをモットーとしております。遠い昔の失敗以来、地獄の想いは経験していません。吐かないけれど、上司のお宅にお年始に行って2年続けてベロンベロンになるまで飲んだのは、東京に住んでいたころのことです。最近は、すぐ口が回らなくなります。

新年早々、いただいた日本酒をちびちび飲みながら、そんなことを思いました。

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