それぞれの時間
先日、妻と待ち合わせをしました。
「12時30分に○○の前で!」・・・他の用事で出ていたわたしは30分ほど歩いて12時20分に目的地に着きました。「良かった。何とか時間に間に合ったね。」と独り言を云いながらほのかにかいた汗を拭きながら待つことにしました。でも12時30分になっても待ち人は来ません。ちょっと寒くなってきたので、一度脱いだセーターを着込みました。
「お待たせ~。ちょうど良かったね!」と云いながら義母と一緒に妻が自家用車で到着したのは12時40分でした。わたしはそのまま車に乗り込んで目的地へ。この20分間のズレはわたしたちの間では別に話題になりません。なぜなら、いつものことですから。わたしは目的の時間の10~15分前に照準を合わせます。いつも余裕をかませる時間配分をするので遠距離になると思いの外順調にいきすぎて、1時間も前に着いたりしたこともあります。一方、妻の家系は目的の時間の10~15分後に照準を合わせます。ヘタをすると待ち合わせ時間に家を出たりします。つまり、わたしの云う「12時30分」は「12時15分~12時30分」のことであり、彼女の云う「12時30分」は「12時30分~12時45分」のことなのであります。
標準時のズレが初めから分かっているのですから、神経をとがらせる必要はありません。むしろ、わたしが初めから15分くらい照準を遅らせて行動すると良いのでしょうが、これができないんです。性分というヤツでしょうか。だから長く待つのが常ですが、時間潰しの準備さえしておけば別に苦痛ではありません。意外に充実した時間を過ごせます。
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