腹囲測定が始まった!
うちの職場の職員健診は、一般の受診者が少なくなるこの季節に行われます。平成20年度から始まった特定健診(通称「メタボ健診」)の花形である腹囲測定が正式に始まりました。
診察をしたときにときどき職員さんに感想を聞きますが、多くの人が誤解しています。「妙なところで測るんですよ。なんか下の方で。」「はい。臍の上を測るのが決まりですから。」「いや、臍の下で測ってます。」「あ、いやそう言う意味ではなくて、『臍の高さ』で測るんです。」「わたしのズボンはウエスト82cmなのに、91cmと云われたんですよ。」「ズボンのウエストとは全く違いますよ。」・・・医療従事者だからそれくらいのこと当然知っていると思っていました。そりゃ、事務の人が知らないのはまだ分かりますが、納得がいかないという渋い顔で首をしかめているドクターを見ると、この病院は大丈夫かな?と心配になります。逆にいえば、まだまだ一般の人が知らなくてもやむを得ないのかもしれませんね。啓蒙不足は否めない事実です!
さてわたしの健診もあと2週間後です。今、必死で悪あがきしていますが、きっと85cm以下にはなりません。高血圧の治療をしていますから、たとえ「わたしの内臓脂肪はCT検査で少ないことを確認しているんだ!」と主張したとしても、きっと指定された保健師さんに拉致されることになるのでしょう。どんな指導をしてくれるのか、ちょっと楽しみです。
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