聞く耳
毎日読んでいる好きなブログがあります。以前「マザーテレサのことば」を紹介したブログです。先日、またとても心に残った文章がありました。
そんなこと知ってる
と思った途端、新しいことはなにひとつ入ってこない。
知ってると思った途端に好奇心は消える。
そのとき自分は傲慢。
本人の許可も得ずに転載していますが、この4行を読んだ瞬間にグサリと胸に何かが刺さり、見事にはまりました。人の話を聞くとき、「聞く耳」を持てなければまさしくそれまで。聞く耳を持とうと思って聞き始めても、「ギャンことくらい、分かっとっタイ!」と思ったら、もうその後にその人が何を話そうとほとんどアタマの中を素通りしています。そんなことはありませんか?わたしはきっといつもそうです。相手が目上の人や偉い人なら尚のことです。学会に行っても、「これは知っている」と思った瞬間からアタマが他に移っていくのがわかります。
これはそのまま逆にも当てはまるのだということを忘れないようにしたいものです。わたしが人に説明するとき、分かり切ったこと、毎年聞かされていること、そんなフレーズがわずかでも相手のアタマをかすめたら、相手が再びわたしのことばにアタマを戻してくれる可能性は極端に低くなるのだということです。
とても深いことばとして肝に銘じておこうと思いました。
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