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SVR理論

心理学者マースティンという人の「SVR理論」(1972)というものをご存知ですか?

初対面の男女が親密になるまでには3段階の発展段階があり、各々の段階において2人が重視する内容や関係にズレが出てくると、その関係を続けにくくなったり、たとえ結婚しても早々に離婚してしまうというのです。逆にこの3つのステップをきちんとこなしていけば結婚に失敗は少ないと括っています。

●第一段階=刺激(Stimulus)ステージ:出会いのとき、人は身体的、行動的特徴や社会的地位に心を惹かれる。外見(容姿や地位など)の<刺激>がその後の進展を決める。

●第二段階=価値(Value)ステージ:「初期の接触」段階では<価値観>が似ていることが重要になる。趣味や好み、意見の一致などの共通点が見出されると心が惹かれてもっと親しくなりたいと願うようになる。

●第三段階=役割(Role)ステージ:さらに親密になると共同作業・共同行動の場での2人の<役割関係>が重要になる。お互いにお互いを補い合う関係になる。2人の課題にしっかり向かい合える関係になれると真の親密な関係になれる。

聖バレンタイン・デーなので、ガラにもなくこんな記事にしてみました。先日、妻が職場の上司からこの理論を書いてある本のコピーをもらってきました。「うちは第二段階が抜け落ちていたのよね、きっと」と云いました。・・・なるほど。

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