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肩書き

「今度ぜひ、新聞の読者の投稿欄を注意して見てください。60代以上の男性の職業をみると、「無職」「年金生活者」「町内会長」「元会社役員」「元小学校校長」「執筆業」などさまざまです・・・」

大阪大学の石蔵文信先生の書いた「男もつらいよ(男性更年期)」の中の一節です。上に書いた職業のほぼ全員が「無職」だと思われるのに、男性はなぜか肩書きにしがみつくところがあると云うのです。その後わたしも時々新聞や雑誌の投稿欄を覗きみることにしています(昔はここを読むのが好きでしたが、最近は苦情やグチが多くなってきた感じであまり読まなくなりました)が、たしかに・・・学校教育のことを書いているわけじゃないのに「元教師」、地域の問題を書いているわけじゃないのに「元自治会長」・・・ありますね、たくさん。

その本の中で、男性の多くは出世やお金を人生の目的にしており必ずしもその先にある「幸せ」に向かって頑張っているわけではないので、退職すると目標を失うことになる、と云っています。現在進行形の肩書きはまだ理解できますが、辞めてしまったらもはや何の意味もない役職名に拠り所を求めざるを得ないのは、日本のオヤジの悲しいサガなのかもしれません。

先日わたしたちが企画担当した研究会で、発表者の役職名を全部消しました(必要ないかなと思って)が、ムカッとしている人が何人かいたかもしれませんね。

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