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北風と太陽

藤野武彦先生の「BOOCSダイエット」(朝日文庫)の序章に、イソップ童話「北風と太陽」の喩えがあります。

従来のダイエット法はいわば「北風型」だそうです。つまり、脂肪というマントを早く脱がせようと、逆風になる北風(食べるな・運動しろ)をピューピュー吹き付けるのだけれど、それが強くなればなるほどマントの胸をしっかりかき合わせてマントの中で我が身を縮める一方です。つらいことや嫌なことばかりを強要するダイエット法では、旅人である肥満者は決してついていけない・・・これはとても良い喩えだなと思いました。マントを脱がせたいなら、太陽の暖かな光で旅人を照らし、暑くさせさえすれば自分から勝手に脱ぐものだ・・・これが「脳疲労」を取り除くBOOCS法だというのです。

わたしの最近のマイブームではあるけれども、別にBOOCSのPRをしたいわけではないのでそのことは置いておきますが、とにかくこの「北風型ダイエット指導」の在り方については反省したい点が多々あります。このまま放っておくととんでもないことになるぞ!今、煩悩と戦って何かを始めないと手遅れになるぞ!と背中から鞭打って、嫌々立ち上がろうとするのを抱え上げて牢獄にたたき込む。「おまえのためだよ」「あなたのためよ」・・・どこかのCMのようなそんな呟きを耳元でずっと囁いてきたのかもしれないなあ、とつくづく思うのであります。

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