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カラダの声が聞こえる

人間ドックに来て結果説明を受けるときにわたしを指名してくれる方が数人います。昨日もそんな75歳の女性が来られました。もう割と長いお付き合いになります。

いくつかの持病を持って近くの開業の先生のところに通院している方ですが、とても元気です。人間ドックの項目でいえば特に悪いところも見当たりません。治療中の高血圧や肝臓病や甲状腺機能も良好です。それどころか、骨密度(値としては骨粗しょう症ですが)や心臓ホルモンの値などは年々改善しています。値自体は微々たるもので医学的には誤差範囲内の変化かもしれませんが、年々歳をとっていくことを考えたらこれはやはり明らかに身体が若くなっている証拠だと思って、本人に伝えました。ちょっと微笑んで「嬉しいです」と答えました。

わたしが胃カメラの写真を説明している途中、彼女がおもむろに口を開きました。「最近、自分のカラダの中から発せられる声がきちんと聞こえるようになってきましたよ。昔はこの声に気付かなくてカラダを痛めつけてばかりでした。」・・・思いがけず深いことばが返ってきました。「自分のカラダの声が聞こえる」ためには、しっかりと自分のカラダと対話をする習慣が必要です。ちょっとやそっとのことでは中々実感としてこのことばは出てこないだろうと思います。自分に素直になれたとき、すっと聞こえてくるものなのだろうな、それが「悟り」というものなのだろうなと思いますが、残念ながらまだまだわたしにはあまり聞こえません。いつも耳を澄ませているつもりでいるのですが・・・。

また来年、お互いにますます元気な姿になって再会することを約束しました。

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