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アメリカンジョーク

昔から良く引き合いに出されるジョークがあります。医者がプライベートの席で、あるいは何かのついでに、患者さんや知人から医療相談を受けた場合どうするか。

あるとき、同窓会があって、その宴席で弁護士をしている友人にそのことを相談してみます。この場合、相談に乗ってあげた方がいいのかどうか?あるいは云ったことにちゃんと責任を持たなければならないのかどうか?・・・弁護士の彼は明解に答えます。「そんなもん、当然責任はあるんだから、ちゃんと受診料を請求すべきだよ!あるいはそこで答えずに後日受診させるべきだよ。」・・・「そうか。やっぱりそうだよね。これからはもっとクールにすべきだよね。」などと云ってこのときはそのまま別れました。ところがその数日後に、その友人から郵便が届きます。開けてみると、なんとそこには、「コンサルト料○○円」の請求書が入っていました。チャンチャン♪・・・という話です。

これはアメリカンジョークではありますが、でもとても当を得ていると思います。同じことを話しても、外来なら診察料や初診料が発生するのに、それがまるまる無料になるわけです。わたしも酒の席で、あるいはプライベートで、よく同級生や仲間や先輩後輩から健康相談を受けます。そうなった場合、普通は普通に、いやむしろ人一倍親身になってアドバイスをします。良心というやつでしょうか。「今はプライベートだから」なんてクールに答えることはできません。でも、医者が医療に対して意見を云えば、当然それには意味が出てきますし、社会的には責任が生じて然るべきです。かと云って、「知らねえよそんなこと」なんて云ってたら友だちが居なくなってしまいそうで、弱気なわたしは結局、金を貰うときよりも真面目に答えるのでありましょう。そんなだから、世間の皆さんは、どうか医者の良心にあまりすがりませんように。あるいは酒の席なら生ビールか焼酎の1杯でもご馳走してやってください。

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