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7つの健康習慣

先日、ある公民館に生活習慣病のお話をしに行ったときに、以前使っていたスライドを1枚久しぶりに引っ張り出して追加しました。

「Breslow(ブレスロー)の7つの健康習慣」というものです。つまり●適正な睡眠時間、●喫煙をしない、●適正体重を維持する、●過度の飲酒をしない、●定期的にスポーツをする、●朝食を毎日食べる、●間食をしない・・・この7つの健康的な習慣に該当する生活を多く送っている人ほど、病気にかかる率が低く寿命が長い、というわけです。

これを読んでどう思いますか?多くの人が「そんなこと当たり前だろう!」と突っ込みたくなるでしょう?5、6年前に初めてこれをみたわたしも、実はそう思いました。で、次に何と続きますか?

現代人は「そんなこと当たり前。でもそんな理想を並べられても現実としてできるはずがない」と続くのではないでしょうか?ところが、ブレスローさんがこれを提唱した1972年のころに遡ったと思ってみてください。タバコの概念は別として、それ以外は「今さらいちいち云われなくても当たり前のことばかり。ただ普通にしてたら良いってことだ!」と思ったに違いありません。自分の若いころを思い出してみても、毎日一般庶民が普通にやってきていたことばかりが並べられています。

「そんなこと当たり前」なのに、昔は「普通のことを並べているから『当たり前』」で、現代は「理想は『当たり前』だけれどするのは大変!」なのです。これは真逆の感じ方です。現代は昔とは別の惑星に住んでいるのだから、昔の理屈を引きずってはいけません!ということを云いたくて、このスライドを追加しました。

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