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医食同源

健康ブームに乗っかる形で、「医食同源」ということばが有名になりました。広辞苑によれば「病気をなおすのも食事をするのも、生命を養い健康を保つためで、その本質は同じだということ」とあります。37年前にNHKの「きょうの料理」で新居裕久先生という医者が作ったことばなのだとか。

そんなことばの検索をしている途中で、興味ある文章をみつけたので勝手に転記します。「医学統合研究会」なるページの一項目<医食同源の本当の意味>の一部です。

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中国最古の医学書である黄帝内経素問の異法方宜論には次のような記載が見られます。「へん石(外科手術)は東方より来たり、毒薬(薬草療法)は西方より来たり、灸は北方より来たり、九鍼(鍼治療)は南方より来たり、導引按摩は中央より出ずるなり」

つまり、「海岸地帯である東方はいうまでもなく魚介類を中心とした食生活であり、塩分過多になりやすいため、偏勝の気によって“腫れ物”を患い易い。それを治療するためにこの地方では外科手術が発達した。山岳地帯である西方は、この地域で育った動植物が食事の中心になり、人々は鉱物毒を体内に取り入れ易いため、内臓の病気になる人が多い。その毒を下すために薬草を用いた漢方治療の原型が発達した。この地域は元来、豊富な薬草が見られる地域であった。北方は寒冷地帯であり、野菜が育ちにくいため、いやおうなしに動物性の食事(乳、肉等)になる。すると内臓が冷え、お腹の張る病気になりやすい。それを治療するために灸治療が発達した。寒い地方であり、熱刺激を好んだのだ。南方は高温多湿で、土地も肥沃であるため、穀物も良く実り、動物の内臓もよく食す。このような食事を続けると血行障害による病気が多くなるため、経絡を刺激する鍼治療が発達した。中央の都市部では交易が盛んで、どこからでも食糧が入り、都市部ということもあり、食べすぎ、運動不足が多くなる。それらの問題に対処するためマッサージが発達した。」という意味です。

各地方ではその風土に合わせた偏食を強いられますから、土地の人々の病気にも、その食生活の傾向に由来した疾病が現れてきます。それを治療するためにそれぞれの治療が発達したというのが「医食同源」の本来の意味です。

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こういう知識を、思いがけないところから得られる時代、おもしろいものだと思います。

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心と体」カテゴリの記事

コメント

当会のHPを御紹介頂きまして有難う御座います。
お医者様にもご覧頂恐縮です。
今後とも色々な情報を発信して行きますので宜しくご覧くださいませ。

投稿: 医学統合研究会 | 2009年11月 9日 (月) 13時53分

医学統合研究会さん

こちらこそ、断りもなく勝手に転載してしまっていて、大変恐縮です。

医療に限らず、常に広い目で真理を見極めて行きたいと思っていますので、また新しい情報がありましたら教えてください。

投稿: ジャイ | 2009年11月 9日 (月) 18時41分

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