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睡眠の質(前編)

Medical Tribune2009.4.23に載っていた、「睡眠の質」に関する座談会記事を興味深く読みました。「睡眠不足は生活習慣病のリスクを高めるが、睡眠時間が長くても熟眠できていなければやはり生活習慣病を悪化させる」という内容です。

「真夜中は別の顔」・・・睡眠中の科学にはロマンがあり、睡眠中に織りなすカラダの中の振る舞いはすべてが別世界の小宇宙なのでおもしろいと思います。生き物は睡眠中にカラダの奥の体温を低下させ代謝を抑えることで臓器や脳を休ませています。睡眠不足になるとその休憩ができなくなり、狭心症・心筋梗塞や糖尿病、肥満、死亡などのリスクを高めたり炎症の回復を抑えたりするのだそうです。睡眠不足のために、ストレスホルモンが増加するのが原因ではないかと云われています。

4時間くらいの短い時間の睡眠しかとらないと、満腹情報を伝えるレプチンというホルモンの分泌が減り、逆に飢餓情報を伝えるグレリンというホルモンの分泌が増加することが分かっています。そのために空腹感が強くなり、食欲が増します。血糖のコントロールがおかしくなって太ってきます。世のデブタレントが、総じて売れっ子になるほど太っていくのは、夜中まで起きていて食べてばかりいるからだと思っていました(売れていないときはヒマだからすぐ寝ていたのに)が、それにはこんな科学的なメカニズムがあったのですね。

かくいうわたしの睡眠時間は、正味5~6時間弱です。夜中に腹が減るのは実感しています。それでなくても夜はBMAL1の働きでカロリーを割り増し蓄積させると聞いていますのに。くわばらくわばら。

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