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積極的支援レベル

悪名高い「メタボ健診」も、とりあえず始まって1年がたちました。賛否両論ありながら、喧々諤々ありながら、それでもそれなりに定着するものなのですね。最近は、健診のときに「腹囲測定をします」と云っても誰からも拒まれることはありません。

ただ、まだ特定保健指導のことをきちんと理解していない人が多いように思います。健診結果から「積極的支援レベル」と「動機付け支援レベル」と「情報提供レベル」、および「受診勧奨レベル」に分けられるわけですが、その中で最大級の特別扱いを受けるのが「積極的支援レベル」です。保健師さんたちと一緒に具体的な目標を立て、その後何度も定期的に保健師さんから激励の連絡(メールや電話など)を受けながら生活改善に取り組むのです。あまりに悪くて早々にクスリを飲まなければならない人や、すでに服用をしている人は残念ながら対象になりません。そんな人は病院の先生から指導を受けなさい、ということになります。

これまでに何度も書いてきましたが、メタボ健診は、「誰でもやせなければならないのではなく、とにかくやせればいいのでもない」ということを忘れてはなりません。複数の危険因子を持っている上に内臓脂肪がたまっている人(つまりメタボリックシンドロームの人)はやせれば病気がよくなる可能性があるのですが、何も問題ない人や内臓脂肪がたまっていない人はやせたところで何の意味もありません。そんな努力をする前に早く病院でクスリを貰わないと危ない可能性もあります。だから、メタボ健診で動機付け支援や積極的支援にひっかかった人はむしろラッキーです。そのふるいわけのために「メタボ健診」が存在するのだということを忘れないでおいてください。

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