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早歩きしないとダメ?

「きのう、フィットネスジムで運動体験をしたんです。そのときに運動指導士さんにいろいろ教えてもらいました。わたしは毎日30分歩いていますが、あんなんじゃダメだということがわかりました。10分でも良いからもっと早歩きするといいんだそうですが、わたしには体力がなくてきのうも数分しか出来ませんでした。だからわたしはやせないんだわ。」

宿泊ドックを受けたある女性がそう嘆きました。彼女の年齢は72歳。たしかにちょっと小太りで、軽い糖代謝異常がありますが、それなりにコントロールできていると思いました。エネルギー効率を考えると、たしかに早歩きしないと脂肪は燃焼に転じにくいので、ただの散歩ではダイエットにつながらない、というのは本当です。でも、この女性に果たしてそれは必要なのだろうか?という疑問が生じました。「なんでもかんでもやせればいいというわけではない!」~このブログのタイトルにしたことばですが、まさしく彼女はそんな人のひとりのような気がしました。この年齢の女性はむしろダイエットした方が寿命が縮むというデータもあります。もちろん、筋肉が落ちると老化につながりますからしっかりとした運動を続けることは大事ですが、今でも30分もウオーキングしているのならばそれを続けることで十分なのではないでしょうか?この歳で、黙々と必死の形相で早歩きする姿はちょっと異様です。むしろ季節の変化を愛でながら風を感じて歩いてほしい!というのがわたしの持論です。

どうか無理をしませんように。やりすぎに注意して、もっと人生を楽しんでください、と助言しました。ただし彼女の息子さんとお孫さんは太りすぎ・食べ過ぎです。彼らには厳しく接してほしい、とも話しておきました。彼女の持っている生き延びる遺伝子(倹約遺伝子と糖尿病の体質)をしっかり引き継いでいるようですから・・・。

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