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3Dアート

焦点をぼやかしながらぼーっと眺めていると、突然その中に立体画像が浮き出てくる絵があります。3Dアートとかいうやつです。「裸眼立体視(ランダムドットステレオグラム)」と云うんだそうです。

初めて目にした15年くらい前にはなかなかうまくいかずに苦労しましたが、最近は隠れた世界を簡単に目の前に展開させることができます。訳の分からない幾何学模様の中に、突然ハートマークの山やらせん階段が迫ってくる感覚は、経験したことのある人にしかわからない感動です。

わたしは、生活習慣病を持つ受診者のだれかが「あ、そうか!」という閃きを感じて、その後の生き方を変えてくれるきっかけになってくれればいいなという思いで、いつもアドバイスをしています。健診を受けるということがそのきっかけの場になればいいなと。自分でも経験したことのあるその感覚は、ちょうどこの3Dアートに似ているなといつも思っていました。一生懸命に凝視しつづけるだけではその感動の世界は姿を現しません。でもいろいろと模索しながらいろんな角度からながめていると、それはあるとき突然浮かび上がってくるのです。「わあ、これか!これがみんなが騒いでいた世界なのか!」・・・このとき、川の向こう岸で楽しんでいる皆さんの世界の中に突然ワープすることができるのです。

「なんだ、簡単なことじゃないか!」・・・経験したヒトが必ず思うその感覚は、経験できたヒトにしかわからない感覚なのです。それをできるだけ多くのヒトに味わってもらいたい。意外に殊勝なわたしです。

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