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特定保健指導

保健師さんが、健診結果の束をもってやってきました。「これから郵送するんですけど、先生見てくださいよ。みんなすごいんですよ!」喜々としてそう話し始めました。

そこには春の健診で「積極的支援」という特定保健指導を受けることになったみなさんの、6ヶ月間の努力の成果がありました。どれも見事に改善しています。5~10kg近く体重が減っているだけではなく、問題だった検査データも軒並み良くなっています。これは盲目的なダイエットではないことの証だと思います。とやかく云われている特定保健指導ですが、きちんと取り組めば、より安全で効率的に生活改善効果をもたらせる良いシステムだと思います。

「ただ、」・・・イケズなわたしは、ついつい釘を刺してしまいます。「ここまでは、真面目に取り組みさえすれば、どこでもだれでもできるのよね。問題はこれから・・・!」

がんばらなければならないショッキングなデータが目の前にあり、いつまでに達成させるぞ!という具体的な目標さえあれば、ヒトはだれしもがんばれます。でもその結果発表の日がやってきて、達成感に安堵したその時点からモチベーションが保てなくなるものです。結果として1年後には元に戻るかむしろ前よりひどくなる、これが「リバウンド」です。せっかく良くなったデータを維持させるにはどうしたらいいか、それは日本中の健診世界の命題です。なぜできないかといえばモチベーションが続かないから。なぜ続かないかといえばうるさく云う人がいなくなるから。なぜいなくなるかといえば、予算がないから。・・・この鎖をどうやったら切れるか?どうか保健師のみなさん、せっかくつながった縁ですから彼らを真の勝ち組にしてあげてください。わたし個人の意見では、誰もに通用する普遍的で効率的な策を練ろうとするからうまくいかないのでは?と思います。成果を出したあとには、オーダーメイドの介入しかないはず。人海戦術でいいからひとりひとりに合ったモチベーション作りを手助けしてあげてほしいなと思います。

「楽しくなければ人生の無駄使い!」という歌詞が、サンバおてもやん♪の中になかったかしら。まさにそれだね!

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