AO入試
学会で上京していたとき、ホテルで読んだ読売新聞に「AO入試」ということばがでていました。全く聞きなれない用語です。私たち夫婦には子どもがいませんし、仕事も関連がないので、大学入試のことなど全く知りません。なにしろ「センター試験」ということばすらよく理解していません。
ですから、もちろん「AO入試=アドミッションズ・オフィス入試」なんて、一層何のことかわかりません。なんでこんなところで意味の良く分からない英語の、しかも略号を正式な使い方にする必要があるのだろうか?天下の読売新聞のど真ん中に<AO入試>を見出しに使っているということは、特殊な一部の用語ではないのだろうな、などと感じながらちょっとだけ読んでみました。むかし、亜細亜大学の「一芸入試」が話題になりましたが、あれもそんなAO試験のひとつだとわかって少し理解しました。でも今は大学入試の半分くらいがこのAO入試を取り入れているという記事には、本当に驚きました。
大学の教育理念に、受験者の個性や適性や志望理由を照らし合わせながら合否を決めるというのは、両者にとってとても理想的だと思うんですけど、どういう選択基準を持つのだろう?とか、そんな方法で入学した学生諸氏は、総じてちゃんと勉学に励んでその大学の特性に合った大学生生活をきちんと全うできているのだろうか、などの疑問が、何となく浮かんできます。
大学入試って、全然興味も縁もなかったのですが、知らない間にまったく変わってしまったんですね。凄いなあ。
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