ゆるやかな朝食タイム
日頃から朝食をとらない習慣のわたしですが、先日学会で上京した際には旅行パックに朝食が付いていたので食べてみました。以前は食券をもらっても頑なに拒んでいましたが・・・最近ちょっと卑しくなりました?
学会場に出かけるまでにはまだ十分な時間がありました。せっかく時間があるので朝食をゆっくり食べようと思いました。出された魚料理の量も手ごろでしたし・・・。わたしの隣りの席の男性は朝刊を読みふけっています。反対側の席の男性はコーヒーを飲みながら何か思索しているように見えました。わたしも、そんなゆったりとした朝の時間を過ごしてみようと思いました。ところが、日頃からそんな習慣がないわたしには、これがなかなかむずかしいのです。ぼーっと窓の外の街を眺めたり、遠くの席に座っている人を観察したり、そんなことをしながら時間を潰そうとしましたが、かえって苦痛になってきました。「このタマゴ焼きはおいしいなあ」などとひとりで感動しながら一切れのタマゴ焼きを味わってみることの、なんとむずかしいことか・・・結局10分後には自室に戻っていました。
ひとりで食事をとることは、身体のためには良いことではないのかもしれません。もっと「ながら食事」をするのが健康的なのでしょう。でも、わたしは他人にペースを合わせて食事をするのが苦手で、基本的にひとりで黙々と食べ余韻に浸ることなくさっさと席を立つのが常です。その場が混んでいたらもちろんせわしなく出て行きますが、ゆったりと空いていてもかえって落ち着きません。
隣りの席の男性が新聞をたたんで席を立ちました。彼のようなゆるやかな朝食タイムの過ごし方に、いつまでも憧れ続けるだけのオヤジでした。
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