« 主観の入る検査 | トップページ | ボスのメモ »

紹介状の行き先

健診結果でさらなる精密検査を勧めたり早く治療を受ける方がよいと判断したときに、医療機関への紹介状(診療情報提供書)を発行します。

もともとかかりつけのクリニックや病院がある人は、割と気軽にその紹介状を持って受診してくれます。ところが、日頃あまり病院にかかったことのない人にとって、「病院を受診する」という行為は想像以上に敷居の高いことのようです。

まず、「どこに行ったらいいか?」・・・わたしたちは受診する病院名を指定しません。「専門医ならどこでもいいですよ。お近くでその科を標榜しているところを探すか口コミで聞いてください」・・・この「どこでもいい」ということばほど不親切で厄介なことばはないな、とたしかに思います。「そんなこと云われたってわかんねえよ」と思案しているうちに、時は過ぎていきます。で、いざ行ったとして「受付で何と云ったらいいの?」・・・わたしたちは病院受診を簡単に考えています。「受付にこの紹介状を出せばいいだけだろ」と思っています。ところが、勝手を知らない未知の場所に、自分のカラダを人質にしてもらいに行くような行為ですから、それは一大決心がいるのだ、ということもよく分かります。なぜなら、かく云うわたしも病院受診は苦手だからです。

「○○病院に△月●日に行ってください。予約を取っておきましたから」・・・こう云ってもらったらどれだけ気が楽か。行かないで済むなら行きたくないところなのですから。現在そんなことができるのは自施設の病院があるところだけでしょうけれど、これから地域のクリニックや個人病院と連携してそういう手厚いフォローができるようになれば、健診後の精密検査受診率は大幅にアップするのではないでしょうか。

|
|

« 主観の入る検査 | トップページ | ボスのメモ »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 主観の入る検査 | トップページ | ボスのメモ »