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格言集

健康の講演をするときにわたしはよく標語を作ります。

「三つ子の魂、いつまでも。」とか、「食べない努力より作らない勇気!」とか、「ゾウはネズミを食わない。」とか・・・。このブログタイトル「やせればいいってもんじゃない」もそんな中のひとつです。以前、そんな標語に挿絵を描いてくれないか?と、あるスタッフに話を持ちかけたことがありました。色紙のように絵標語にしてスライドを作ろうかと思ったのです。わたしは彼女を「画伯」と呼びます。絵が上手いとか下手とかいうのではなく、その感性がわたしにないものなのです。それでそんな依頼をしたのですが、お互いに忙しくてそのままになっていました。

「先生、あの挿絵を描いてみようという気がしてきたんですけど、格言集はまだありますか?」・・・突然、彼女からそんなメールが届きました。わたしもすっかり忘れていたことですが、画伯が閃いたときに描いてもらわないと次はいつになるかわからないので、標語を集めた「格言集」のファイルを昔のフォルダから何とか見つけ出してきました。

ただ、それをあらためて眺めてみて、何か心がときめかないのです。「どうです?いいことばでしょ?」・・・当時はかなり気に入っていたのに・・・時がことばをそんなに色褪せさせてしまったのでしょうか。それとも自分の心が色褪せてしまったのでしょうか。どちらにせよ、わたしは到底「相田みつを」にはなれないな、と思いました。

でも、彼女に挿絵は描いてもらいたい。何か健康のための簡単な読本が作れたらいいな、と思うから。大急ぎで、それ用に新しい標語を考えてみましょう。

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