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降格

わたしが入れ込んでいるサッカーJ1の某チームが、健闘空しくJ2へ降格することになりました。昇格して7年、今年が一番充実した試合を繰り広げて、観ていても面白い試合展開ばかり。上手くなったなあと感動しました。でも、勝てなかった。勝てないと、いろいろな軋轢が生じ、社会的な批判にさらされ、金の問題云々のウワサや疑念が先行し、純粋に選手たちに夢を託して応援を続けるサポーターを重い気持ちにさせました。もっと本来のプロスポーツ選手のパフォーマンスだけを観ていたいのですが、現代社会はそれを許さないのだなと痛感しました。

J1に昇格した年、スターのいない田舎チームは最終節に引き分けてやっと残留を決めました。3年目は夏の段階で降格100%決定と覚悟しました。あのときが一番寂しくて辛かった気がします。救世主の監督が天から降ってきて奇跡の残留を果たしました。5年目も夏の時点で降格濃厚でしたが、今度は救世主の3選手が風とともにやってきて残留を決めました。そして7年目の今年。・・・2年ごとに危機と奇跡がやってくるこのチームには本当に心配を掛けされ通しでしたが、必ず救世主がやってきてミラクルを起してくれるのでした。・・・でも、今年はダメでした。いつかは来ることなのでしょうが、それが来てしまうとやはりずっしり重いものがあります。

自分が何をするでもなく、自分が資金投資した会社が潰れたのでもなく、日常生活は変わりなく進んでいくものなのに、まったく新しい世界への不安が押し寄せてきます。きっとこれもまたわたしには意味を持った大きなご縁なのだと思うことにしました。そういう経験のない人にはまったく縁のないことでしょうが、サポをしていて良かったと思える日が必ず来ることを心から祈念して、これからも応援を続けたいと思います。

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