« PSA検診の是非 | トップページ | 強いくすり »

前立腺がんと前立腺肥大

わたしが医学生だったころ、「基本的には前立腺がんと前立腺肥大は両立しない」と教わりました。前立腺がんは男性ホルモンが起こすトラブルのひとつで、前立腺肥大は女性ホルモンのなせるワザだ!、と。だから、前立腺肥大になりやすい人は前立腺がんになりにくく、前立腺がんを起こすタイプの人は前立腺肥大になりにくいのだ、と教わった記憶があります。

これはある意味正解で、前立腺がんと前立腺肥大は基本的に別物です。だから、前立腺肥大ががん化するわけではないと考えられています。肝血管腫が肝臓がんになるわけではないのと同じです。前立腺肥大は前立腺の内側(内腺)から発生するからおしっこが出にくくなったり切れが悪くなったりするわけですが、前立腺がんは外側(外腺)から発生しやすいので進行するまで症状が出にくいというネックがあります。

話を戻しますが、むかしそう教わっていた(つもりな)のですが、どうも最近はそうでもないようです。前立腺肥大が強い人に前立腺がんができてくることもしばしばあるように思います。発生する場所が違う以上、単なる合併でしょうが、相対するホルモンの作用であることを考えると、現在は中性的な人が多いということなのかしら(たぶん違いますね)?最近おしっこの出方が明らかに悪くなったわたくしです。PSA検査共々、定期チェックは怠れません。

http://www.zenritsusen.jp/index.html

|
|

« PSA検診の是非 | トップページ | 強いくすり »

心と体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« PSA検診の是非 | トップページ | 強いくすり »